家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
夏休みの宿題の中で大変なものといえば、自由研究ですよね。
何をテーマにすればいいのかがわからず、頭を抱える方も多いでしょう。
そこで今回は、おすすめの自由研究のテーマを学年別に紹介します。
また、レポートにまとめる際のポイントも併せて紹介していきます。
取り組みやすいものを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
なお自由研究に限らず、宿題や勉強でお困りの際には「家庭教師」を付けて相談してみるのも一つの手かもしれません。
自由研究の中で、最も頭を悩ませるのがテーマ選びです。
「自由」と言うだけあって、選択肢は無限に広がっていますよね。
そうなると、何をすればいいのか、かえって分からなくなるものです。
なので、自由研究のテーマを考える場合には、どのタイプのテーマをやりたいのかから考えるといいでしょう。
科学系、生物系、地学系、工作系、社会系といった感じです。
大きなテーマを絞った後に、教科書やインターネットを使って、やってみたい、調べてみたいと思う内容を探してみて下さい!
そうすれば、びっくりするほどテーマ探しがラクになります。
今回は、そんなテーマ探しの参考となるようなおすすめテーマを学年別に紹介しています。
小学校1・2年生におすすめのテーマを4つご紹介します。
【用意するもの】
・食べたいフルーツ
・白い砂糖 120g
・水 30ml
・つまようじ
・なべ
・クッキングシート
【ポイント】
あめを作るときに火をつかうので、やけどしないように気をつけてください。
なるべく、おとなの人といっしょに作るようにしましょう。
また、③でのこったあめは、色がつくまでもういちどあたため、「べっこうあめ」にして食べることができます。
ゴミもへるので、おすすめですよ!
レポートにまとめる際には、
「砂糖を熱した時や冷めて固まる時の変化の観察」
「どのぐらいの時間で作ることが出来たか」
「どんなところが大変だったか」
について言及すると良いでしょう。
【用意するもの】
・うちわ
・和紙(半紙や障子紙でもOK)
・絵の具
・水
・プラスチックの容器やお皿
・のり
【ポイント】
色水につける時には、和紙全体をつける必要はありません。
角や辺だけを浸してみたり、違う色を2度づけしてみたり、と色々な染め方を楽しむのがいいでしょう。
また、⑥の作業では、うちわよりもひと回り小さいサイズに和紙を切ることをおすすめします。
小さめのサイズに切るほうが、はみ出さずに貼れるのできれいに仕上がりますよ!
さらに、出来上がったうちわに絵をかいたり、字を書いたりしても面白いです。
よりオリジナリティのある作品に仕上げることができます。
レポートにまとめる際には、
「苦労した点」
「作り方についての詳細まとめ」
「色水をどのようにして作ったのか?(朝顔の華から作った色水等)」
などを記載すると良いと思います。
【用意するもの】
・ペットボトル
・風船
・はさみ
・ビニールテープ
【ポイント】
ペットボトルは、底が丸いタイプのものを利用することをおすすめします。
そのほうが、ハサミでカットしやすいです。
また、柔らかすぎるペットボトルもよくありません。
ゴム風船をはじいて空気を発射するため、ある程度の強度は必要になります。
なので、なるべく硬いペットボトルを用意してください。
レポートにまとめる際には、
「どのような部分で苦労したか」
「風船の種類による飛距離の違い」
「ペットボトルの種類による飛距離の違い」
等に言及すると良いでしょう。
【用意するもの】
・パソコンやタブレットなどインターネットが使える環境
・図書館などにある地元の歴史が書かれた本
【ポイント】
どんな人が働いているか、何をする場所なのかを、できる限り詳しく調べるようにしましょう。
インタビューをさせてもらう際には、お仕事の邪魔にならないように注意して下さい。
また、調べた内容をまとめる時には、写真や地図をたくさん使うときれいにまとめることができます。
なお、当てずっぽうに調べるのではなく、ある程度自分で「仮説」を立ててから取り組むと、レポートに一貫性が出ると思います。
小学校3・4年生におすすめのテーマを5つご紹介します。
【用意するもの】
・生クリーム 200ml
・塩 大さじ1
・500mlの空のペットボトル
【ポイント】
ペットボトルは前もってきれいに洗い、しっかりと乾かしておくことが大切です。
濡れていると、うまくバターができないことがあります。
出来上がったバターは、そのまますぐに使っても良いですが、冷蔵庫で冷やしてから使うことをおすすめします。
保存期間が延ばせるためです。
そして、すぐに使った場合と、冷やしてから使った場合との見た目や味などの違いをまとめるのもいいですよ!
また、レポートには「何故上下に振るだけでバターが出来るのか?」「バターが出来る仕組み」に言及すると良いでしょう。
「牛乳で作った場合との比較」も面白いかもしれません。
【用意するもの】
・酢
・卵
・コップ(ビン)などの容器
【ポイント】
酢を入れる時には、卵がしっかりと酢につかる量をいれることを意識してください。
そうすれば、きれいに殻がなくなります。
完成した卵は弾力があり、手で触っても割れません。
ですが、とがったものなどに引っかかると割れてしまうので、取り扱いは十分に注意してください。
また、ただ卵を酢につけて放置しているだけでは、結果をまとめるときに困ってしまいます。
なので、卵の殻が溶けるのを待つ間は、殻が溶ける過程をよく観察して記録をつけておくようにしましょう。
そして、「何故卵の殻が解けたのか?」「お酢とは何なのか?」について言及するようにすると良いでしょう。
【用意するもの】
・重曹 大さじ3
・クエン酸 大さじ1
・フリーザーバッグ(液体を入れて密閉できるものなら何でもよい)
・計量スプーン
・ラップ
・きりふき
・アロマオイル
・食用色素
・水
【ポイント】
⑤でフリーザーバック内に水を加えるときに、一気に水を加えるとガスが発生してしまいます。
なので、少しずづ、何度かに分けて加えるようにしてください。
また、水を加えても固まる気配がない場合は、片栗粉か塩を少し入れてあげると、固まりやすくなります。
レポートには「市販の入浴剤との違い」等をまとめると面白いと思います。
【用意するもの】
・ペットボトルの入ったジュース
・コップ又は皿
・時計
【ポイント】
冷凍庫でペットボトルの飲み物を冷やすときに、マイナス5℃程度に温度設定すると、実験が成功しやすくなります。
温度設定ができない場合には、保冷バックに入れたり、タオルでくるんだりして、しっかりと冷やしましょう。
また、ちょっとした衝撃によって、ペットボトルの飲み物は凍ってしまうため、冷凍庫には振動を与えないように冷やす必要があります。
失敗が怖い場合には、何本も同時に冷やしておくこともいいでしょう。
レポートには「何故シャーベット状になるのか?」について調べてまとめるようにしましょう。
【用意するもの】
・地域の地図
【ポイント】
まとめる時には、地図をしっかりと活用してまとめるとわかりやすいです。
ただ避難場所を調べるだけでなく、もし自分が災害にあったらどうするのかについてもまとめることで、より自由研究が意味のある良いものになります。
また、「何故その場所が避難場所となっているのか?」についても調べてみると良いでしょう。
小学校5・6年生におすすめのテーマを4つご紹介します。
【用意するもの】
・トイレットペーパーの芯 2つ
・はさみ
・黒の油性ペン
・セロハンテープ
・トレーシングペーパー
・黒い紙
・針
【ポイント】
光が入らないように、隙間をなくすことが大切です。
特に、④の過程が大切で、内側になるトイレットペーパーの芯の大きさを慎重に決める必要があります。
また、最後に開ける穴が大きすぎても、カメラの役割を果たしてくれないので、穴は大きくなりすぎないように注意しましょう。
レポートでは、「カメラの原理」についてや、「現在主流のデジタルカメラやスマホのカメラとの違い」について言及すると良いでしょう。
【用意するもの】
・大きめの透明の容器
・ガラスドーム(又はガラス瓶) 複数個(5個程度)
・温度計
・ガラスビーズ
・水
・お湯
・氷
・タオル
【ポイント】
ガラスドームは、水が入ってしまわないように、しっかりと閉められるものを選んでください。
水が入ってしまうと、温度計として機能しなくなります。
また、店で売られているガリレオ温度計であれば、2℃ずつなど細かい温度差がはかれますが、手作りのものでそこまで正確に作ることは難しいです。
なので、④を行うときには、5℃程度ずつ水の温度を変えるといいでしょう。
【用意するもの】
・1.5Lの空の丸いペットボトル(炭酸水などが入っていたもの)
・線香
・マッチ
・50~60℃のお湯
【ポイント】
雲がうまくできなかった場合は、③と④を繰り返し行ってください。
そうすれば、④の時に雲が見られます。
また、マッチや線香、お湯の取り扱いには十分に注意し、やけどしないように気を付けてください。
熱湯を使うとペットボトルが変形してしまうので、必ずお湯を使いましよう。
レポートには「雲とは何か?」「何故ペットボトルの中に雲が出来たのか?」について言及すると良いでしょう。
【用意するもの】
・紫キャベツ
・水草(オオカナダモなど)
・2Lのペットボトル
・500mlの空のペットボトル 3本
・ストロー
・なべ
・ピンセット
【ポイント】
光合成には、必ず日光が必要です。
なので、実験は晴れた日に行うようにしてください。
晴れていない日だと、正確に実験が行えませんよ!
また、溶液をペットボトルからペットボトルへと移す際に、ろうとがあると便利です。
レポートには「光合成の原理」について言及すると良いでしょう。
【用意するもの】
・パソコンやタブレットなどインターネットが使えるもの
・オリンピックに関する本
【ポイント】
まとめるときに、地図や表をうまく使うときれいにまとめることができます。
国ごとに比較する表を作ってもいいですし、世界地図を利用して書き込んでいくのもいいでしょう。
1つの地図に書き込みすぎると、わかりにくくなるので、複数に分けることをおすすめします。
今回は、小学生におすすめの自由研究のテーマを紹介しました。
どれも手軽にできるものばかりなので、自由研究のテーマに迷った際には、参考にしてみてくださいね!
自由研究に限らず、宿題や勉強でお困りの際には、家庭教師を付けて相談してみるのも一つの手かもしれません。
是非私たちにお気軽にご相談ください。
現役家庭教師ライター Y
家庭教師ファーストの登録家庭教師。慶應義塾大学 経済学部 出身。中学受験~大学受験まで対応可能。家庭教師だけでなく、個別塾講師の経験もあります。