家庭教師ファースト教育コラム大学受験

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【生物編】大学受験「生物」の勉強方法を、現役名大生が解説

  • 大学受験
  • 現役名大生ライター A

共通テストの受験生の記録から考えて、理系の生徒ほぼ全員が化学を受験に利用すると仮定すると、生物を受験に利用する生徒は3割程度とやや少なめです。
生物は暗記科目であるという認識を持つ人は多く、それゆえに「暗記が苦手」な人が多いと言われる理系の生徒から敬遠されているのかもしれませんね。
 
事実、覚えるべきことはたくさんあります。
思考力だけで乗り切れる科目ではありませんし、知識だけがあっても高得点は狙えません。
思考力と知識の両輪が揃って初めて解ける問題が数多く出題されるからです。志望校が高ければ高いほど、高度な思考力と広く深い知識が要求されます。
 
しかし、受験生は生物だけをやっていれば良いわけではありません。
この記事が、できる限り効率良く、一方でしっかりと成績を上げるための一助となれば幸いです。
なお、家庭教師ファーストには私も含め現役大学生・社会人やプロの家庭教師も多数在籍しているので、家庭教師を付けて相談してみるのも一つの手かもしれません。

大学受験で「生物」を強みにするために

大学受験で「生物」を強みにするために

先ほども述べた通り、生物は暗記すべきことがとても多い科目です。
よって、それらを用語として脈絡なく覚えきるのは不可能に近く、たとえできたとしても膨大な時間を要します。
そこで、まずは生物の身近さを利用して脳内のネットワークに知識を組み込んでしまいましょう
 
例えば、学校の食堂で塩辛いラーメンを食べているシーンを想像してみてください。
大量の塩分を摂取したことで、ネフロンは仕事に追われて泣いているでしょう。
真夏であれば、道路上に干からびたミミズがいるかもしれませんね。
輪形動物が死んでいる!と大騒ぎかもしれませんね。
それから、コルクボードに寄せ書きとか、おしゃれでいいですよね。
ロバート・フックがコルクを顕微鏡で観察し、そこで見つけた小部屋に対してcellと名付けたのが細胞発見の足掛かりでしたね。
 
このように、日常生活の何かにつけて思い出していくことで専門用語などの知識は定着していきます。
日々、楽しみながら(例えば友達とおしゃべりしながら)知識を脳内のネットワークに組み込み、問題として問われた時にすぐに知識を引っ張って来られるようにしましょう。

暗記すべきは「物語」

細胞単位での呼吸について、どこまで詳しく説明できますか。
 
解糖系とクエン酸回路と電子伝達系からなっていて、解糖系ではグルコースが差し引き2つのATPを生成してピルビン酸を2つ作って、その時にNAD+2つをNADH2つに変換して…。
以下省略しますが、行程も多く、出てくる物質もいっぱいでややこしいですよね。
 
ここで、これを物語として捉えてみてください
「誰が、どこで、何をする」を常に意識しながら整理していくと、かなりスッキリと纏まります。
 
グルコースは、細胞質基質で、(ATPとNADHをそれぞれ2つずつ生み出して、)ピルビン酸2つに変身します。
2つのピルビン酸は、ミトコンドリアのマトリックスで、(クエン酸回路に入って、)ATP2つ、NADH8つ、FADH22つを生み出します。
合計NADH10個とFADH22個が、(電子の力でH+を移動させて)ATP合成酵素で、最大34個のATPを合成します。
たった3文で細胞レベルの呼吸について纏めることができました。
 
「誰が、どこで、何をする」を意識することで大筋の把握が可能となり、話の軸が纏まります
まずはあらすじを把握して、それから物語の小細部を読み込んで、( )の中を深めていくという流れが大切です。
つまり、教科書や資料集に載っている情報に優劣をつけ、重要な情報のみで大筋を理解するという作業が非常に重要になっていきます。

演習しか勝たん

知識の定着を図る指標として、問題集を解いてどの程度解けるか把握することは多いと思います。
その時、問題集をどのように使っていますか。
答えを書き込みますか。
それともノートに解きますか。
まる付けはどのようにしますか。
直しはどうしていますか。

答案は必ずノートに書きましょう
1回解いて完成はあり得ません。
1問1答のような問題であったとしても、必ず複数回やり直す必要があります
なぜなら、人間は忘れるからです。
エビングハウスの忘却曲線について聞いたことはありますか?
人間は、勉強した1時間後には56%を、1日後には67%を、1ヶ月後には79%を忘れるとされています。
つまり、高校3年生の4月に勉強したことは、復習をしなければ入試ではほぼ確実に忘れているということです。
 
答えはノートに書いて、まる付けをします。
そして、問題集の間違えた問題にバツを書きこみましょう
一般的な問題集には、全ての範囲に対する問題が載っています。
バツがたくさんついている問題は必然的に苦手な分野となるので、直前期に膨大な試験範囲の中から自分が苦手な分野だけを選んで復習できます
直前になってやるべきことに優先順位がついていないと焦り、苦手な分野を確認するのを忘れてしまう可能性があるので、早くから入試を受ける未来の自分のために工夫することをおすすめします。
 
また、同じ問題を繰り返し演習することも大事ですが、生物においては未知の問題を演習することが欠かせません。
基本的に入試では、教科書の内容を応用すると解ける初見の題材が扱われます。
これを解くには、初見の題材について持っている知識を総動員して教科書レベルに落とし込む作業が必須です。
これは、練習によってのみ培うことができます。
 
よって、問題演習の後の直しで、答えを読んで満足してはいけません
問題のどの部分が教科書に載っている知識と対応するのかを考え、どのように応用されているのかを把握する必要があります。
その作業を繰り返すことで、初見の題材と教科書の知識をつなぐ糸を見つける能力が上がります。

生物のスケールごとに勉強法を変える

生物のスケールごとに勉強法を変える

ほとんどの教科書では、細胞の中身という微小なサイズ感から徐々にスケールを大きくして組織、個体、個体群、そして進化の歴史と系統という順に扱っていきます。
ここで大切なのが「ミクロとマクロは話していることが全く違う」ということです。
たとえミクロな話が全く理解できなくとも、少しスケールを大きくしてあげれば理解できるということは多々あります。
苦手は克服すべきものですが、得意を伸ばすことも重要です。
入試までの残り時間と相談しつつ、入試当日に1番点数が取れるように工夫してください。

ミクロな生物

細胞の中の話がメインです。
そして、小さな分子や器官1つ1つに名前がつけられており、それらの多くは複雑な反応をします。
先ほども話に出てきた呼吸や光合成はわかりにくい反応の代表例ですし、遺伝子の転写翻訳や体細胞分裂・減数分裂なども正確な把握が難しい分野です。
その上、入試頻出分野といっても差し支えなく、細かな覚え間違いが大量失点に繋がる可能性もあります。
 
この範囲でおすすめしたい勉強法は、お絵かきです。
まず、教科書や参考書などを見ながら、反応の全てを紙に書ききります。
この時、まずはあらすじを記入し、それから枝葉の知識を書きましょう。
図を多用することもおすすめします。
次に、雑多な紙を持ってきて、反応について覚えていることを書き出します。
もう思い出せることがない、となったら最初に書いた紙を見ながら、覚えきれていなかったことを異なる色で書き加えます。
何度かこの紙を見直し、また同じことをします。
これを、雑多な紙に書き加えが不要になるまで繰り返しましょう。
 
知識が定着したら問題演習に取り組みましょう。
この分野は高校2年生の前半に学ぶことが多く、早くから演習に取り掛かれます。
繰り返し問題を解いて、問題に慣れましょう。

中間の生物

組織や個体、個体群の話がメインです。
生物の他の範囲と比較すると固有名詞はそこまで多くないですが、その意味の正確な理解が必要不可欠です。
以下の言葉を正確に表現できますか。

中胚葉誘導、全か無かの法則、暗順応、反射、学習、慣れ、傾性、極性移動、限界暗期…
 
この範囲の問題は、基本的にこれらの単語がわからないと解くことができません。
よって、おすすめの勉強法は逆1問1答です。
本来、1問1答形式の問題では、問題文を読んでから単語を答えます。
しかし、逆1問1答では、単語を読んでから問題文に相当する説明をする練習をします
時間削減のためにも基本は言えるかどうかの確認で良いですが、必ず文章として書けるか1度は確認しましょう。

マクロな生物

進化の歴史と系統の話がメインです。
覚えるべきことがかなり多い一方で、入試で問われることは少ない範囲です。
それ故に真面目に覚える生徒は少ない傾向にあり、いざ出題されると受験生の出来不出来がはっきり分かれます。
 
進化の歴史も系統もミクロな生物と同様にお絵かきで定着させることを勧めます。
歴史は年表を、系統は各門の系統樹を何も見ずに書けるようにしましょう。
歴史は主に何紀にどの生物がいたのかを把握する必要があります。
系統は系統樹の分岐点で何が異なるから分岐したのかを明確にしましょう。
また、特に動物の門の名前は漢字も含めて正しく覚えましょう。
 
とはいえ、この分野が出題されることは少ない傾向にあるので、10年ほど過去問を遡ってみてどの程度の知識が要求されるのかを確認してから勉強に取り掛かってもいいかもしれません。
 
また、受験までにかなり時間があるようなら、生物の進化に関する本や漫画を読んでみましょう。
生物を学んだことがない人でもわかるようにまとめられているものもあるので、読みやすいと思います。
 
とはいえ、なかなか第一歩を踏み出すのが苦手な方もいるでしょう。
そんな時は、学校や塾の先生、家庭教師の先生に相談してみるのが良いでしょう。

次章からは具体的な勉強方法を解説していきます。

大学受験「生物」のバイブル作り

大学受験「生物」のバイブル作り

受験当日、何を持っていくかを想像してみてください。
受験票と筆記用具、時計、お弁当…。寒かったら困るからなにか防寒具も持って、となるとなかなか大荷物になることが予測できます。
しかし、受験会場までの道のりやテストが始まる直前まで、覚えたことの確認がしたいと思うのは自然なことです。
なら参考書も追加で、と言いたいところですが、1日にある科目全部の参考書なんて持っていくには到底重すぎますし、第一情報量が多すぎて直前チェックには向いていません。
 
よって、じっくりと時間をかけてぜひ作ってみてほしいものがあります。
それは、自分専用の「バイブル」です。
 
まず、ノートを広々と使って教科書の本当に大事なことだけをまとめていきます。
1.1.で話した「あらすじ」を書いて、必要に応じて多少情報を足しましょう
これは授業の予習として行ってもらいたいです。
2年生のうちに全範囲を書ききってしまうくらいのペースでできるといいですね。
空白を大きく取ること、教科書1冊の内容をノート1冊にまとめきることを考えると、書く量は非常に少なくなりますので、この作業はさくさく進めていきましょう。
 
次に、問題演習やテスト・模試で間違えた知識を足していきます
また、授業で重要だと言われたことも書き込みます。
既に書いてある内容であれば、色ペンやマーカーを使ってその内容を目立たせたり、必要に応じてそのページに付箋を貼ったりしましょう。
直前復習の時に必ず目に留まるような工夫をしていきたいです。
 
そして、3年生では模試ごとにそのノートを見直し、書き込みを増やし、利便性を高めていきます。
1冊のノートにすべてをまとめ、それを繰り返し使う練習をしておくことで、試験の日に落ち着いて自分だけのバイブルを見直すことができます。
また、使い込んだノートは存在そのものが自分の努力の証であり、それが手元にあるだけで本番直前に自信を与えてくれます

大学受験「生物」の問題集・参考書について

大学受験「生物」の問題集・参考書について

問題集や参考書の選び方は、常々最大の問題であると思います。
自分にとって最適な選択は何か、無数の選択肢の中から選ぶことが求められる一方で、選択を間違えば人生を左右するイベント、受験での失敗を招く可能性があります。
それなのに、全部の問題集や参考書を手に取って比較するなんて、そんな時間はどこにもありません。
 
大抵の問題集、参考書は大体同じ問題が載っており、同じ内容が解説されています。
つまり大事なのは持っているその1冊をやり切ることであり、複数冊掛け持ちする必要はありません
学校指定で買った本があるのならばそれを、どうしても不足するから買い足すというのであれば学校や塾の先生に相談してお勧めの本を2、3冊ピックアップしてもらった中から選んで、受験の時までそれを使い続ければ大丈夫です。
 
模試結果が奮わないことがあるかもしれません。
そんな時、悪いのは今使っている問題集でも参考書でもありません。
その使い方に問題があるのではないでしょうか。
努力が点数につながらない辛さと、努力の方法への疑いのいずれもを受け入れ、内省するのは非常に難しいことです。
しかし、問題集や参考書に責任転嫁し、買い替えたところで問題が解決して飛躍的に点数が上昇する可能性は低いです。
自分自身の問題と向き合って、ひとつひとつ解決していけば合格はグッと近づいてきます。

問題集について

学校で購入する問題集のレベルと、難関大学の過去問のレベルには乖離があります。
しかし、前述した通り、生物を入試に利用する生徒が少ないからか、問題集の種類は物理や化学に比べると少なく、さらにはどの一般的な問題集のレベルもさほど変わらないそうです。
 
学校で購入するレベルの問題集としての代表はリードα(数研出版)ではないでしょうか。
リードA、B、C、D、Eの5つに分けられており、Aは各単元の説明、B~Dは単元ごとの問題が簡単なものから順に並べられており、Eは分野融合問題となっています。
知識の定着から高難易度の問題に挑戦まで幅広い演習がこの1冊で可能です。
解答解説もかなり詳しく、自学自習にも適しています。
リードαが完璧にできるようになっていると、3年生夏の時点で、2次試験で4割ほどが狙えます
これ以降、過去問を繰り返し解いて演習を重ねると、7割を目指せます。
 
他の問題集としては生物重要問題集(数研出版)も有名です。
リードαよりもやや難易度の高い問題が多くなっていますが、どちらか片方をやりこむだけで大丈夫かと思います。
大事なことは、同じ問題を何度も解いて定着させることです。
 
また、共通テストに対しては、基本的にセンター試験の過去問を解いて対策しましょう。
安定して8割取れるようになったら、共通テスト対策を謳う問題集に挑戦してもいいでしょう。
共通テストは、センター試験レベルの知識があることを前提として、それ以上の思考力を問う問題となるはずです。
また、令和3年度共通テストがかなり知識を取りこぼしていても解けるような問題であったことの反省から、来年度以降は知識問題にも焦点をあててくる可能性が高いと思われます。
よって、センター試験レベルの知識問題は必ず解けるようになっている必要があります。
 
共通テスト対策の問題集としては、共通テスト実践模試(Z会)パックV(駿台)などがあります。
共通テスト実践模試は多少癖のある出題で、本番より少々難しめだと思います。
どの程度の問題がどのような形式で出題されるのかよくわからない以上、このレベルの問題はこなせるようになっておいて損はないでしょう。
また、難しい問題を解けるようになっておくことは2次試験にも役立ちます。
問題を解いてみて、忘れてしまっている知識があれば、バイブルノートに書き足していきましょう。
パックVはいたって標準だと思います。
このレベルは必ずできるようにしておきたいです。
 
また、共通テストにそこまで時間もお金もかけられない、という方は模試を徹底的に復習しましょう。
各予備校が研究に研究を重ねた、選りすぐりの問題を出しています。
問題を見たら、すぐさま答えにたどり着けるくらい復習しましょう。
このような模試は全国の受験生が受けているため、似たような出題があるとみんなが解けます。
よって、復習を確実にしてライバルに点差を付けられないようにしましょう
 
高校生当時、私はリードαを利用しており、最終的には問題集を5周しました。
2次試験対策としては10年分の過去問を解きました。
共通テスト対策としてはセンター試験の過去問10年分と共通テスト実践模試(当時通っていた塾に購入を推奨された)やパックV(学校で一括購入した)に取り組みました。
その甲斐あってか、共通テスト本番では悲願の100点満点を達成しました。

参考書について

個人的な意見としては不要かと思います
参考書のメリットは、誰にでもわかるようにまとめられていること、そしてどの大学を志望する生徒にも対応できるようにたくさんの大学の過去問を研究して作られており、1冊完璧にしていればどんな問題も怖いもの無しであることです。
しかし、デメリットは情報量が多すぎることです。
厚く、重いため、持ち運びには適さない上、自分の志望校ではほとんど出題されたことのない、優先度の低いことについても詳細に解説してあります。
 
学ぶべき内容の全ては学校の教科書、資料集に載っており、かなり綺麗にまとめられています。
問題の解き方の解説まで載っている参考書もあるようですが、それに関しては問題演習でカバーできます
参考書を買い足すことをあまりお勧めしていないのは、購入時期と本の情報量が見合わないことが多いからです

 
受験用の参考書は、その多くが高校3年生の秋頃に買い足されます。
今のままでは受験に間に合わないと、より良い教材を求めて購入するのだと思いますが、その時期から受験までは約3ヶ月しかありません。
よって多くの場合、その参考書は読みきれずに受験当日を迎えてしまうことになります。
 
実際、私が高校3年生だった時の10月、ある参考書が爆発的に流行り、みんながそれをこぞって購入しました。
しかし、かなり情報量があったことから、ひとまず最後まで読み切れたのは購入者の3割程度だったようです。
何度も読めたという人は私の知る限り誰もいませんでした。
 
そして、受験当日までに読みきれなかったことはかなり大きな心理的なダメージを負うことになります。
戸棚に鎮座した綺麗な参考書が、やろうと思っていたことができなかった、という事実を押し付けてくるからです。
いざ入試が始まってからわからない問題が出た時、ふと集中が切れて「あぁ、あの本を読んでいたら分かったかもしれないのに」と後悔してしまう可能性もあります。
メンタルが落ちると受験の成功率は下がります
参考書の買い足しにはリスクが伴うことを知ってほしいです。
もちろん、問題集の購入にも同様のリスクがつきまといます。
 
逆に、2年生の4月の時点で(生物の勉強を始めたときに)参考書を購入するのはいいかもしれません。
自分の血となり肉となるほど読み返す時間が十分にあるので、参考書の知識が全て身につくからです。
とは言っても、受験当日にその参考書を持っていくのは3.でも述べた通りかなり気が引けます。
ただでさえ荷物が多く、他の教科の参考書も持って行きたい、と考えると優先順位が低くなりがちな生物は結局何も持っていけないということが起こり得ます。
だからこそ、自分の言葉で教科書と資料集、演習した問題をまとめたノート1冊を、自分のバイブル兼参考書にしてほしいです。

まとめ

生物は、単なる暗記科目ではありません。
ひとつひとつを理解し、思考力を用いて応用することが求められる学問です。
そのためには、確固たる知識と、大量の演習が必要不可欠です。
また、知識は自分の言葉で説明すること、そして日常の中で繰り返し思い出すことによって身につきます。
さらには、演習量を積むだけでなく、質の高い復習もこなしていかなければなりません。
 
やらなければならないことが多く、生物が嫌になってしまってはいませんか。
確かに大変ですが、本当に面白い学問であると思います。
諦めずに少しずつ理解して(良ければ面白さも知っていただいて…)、生物を受験においての武器にしてもらえればと思います。
 
入試本番、既知のテーマが出題される可能性は低いです。
しかし、高校までの知識を総動員すれば必ず解けるような問題構成になっています。
最後の1秒まで、挑戦する姿勢を忘れずに努力していただければと思います。
 
また、生物に限らず「勉強のやり方」に不安があれば、家庭教師に相談するのも良いでしょう。
私も含め現役大学生や社会人・プロの家庭教師が、マンツーマンであなたの勉強をサポートします。
必ずやあなたの強い味方になってくれるはずです。

応援しています!

この記事を書いたのは

現役名大生ライター A

家庭教師ファーストの登録教師。名古屋大学・理学部在学。共通テスト本番の生物と地理では、満点獲得(自己採点)。

著作・制作

家庭教師ファースト/株式会社エムズグラント

『質の高いサービスを、良心的な価格で』をモットーに、全国で20年以上家庭教師を紹介しています。実際に担当する教師による体験指導受付中。教育に関する相談もお気軽に。

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