
家庭教師ファースト教育コラム高校受験
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家庭教師ファースト教育コラム高校受験
受験において英語という科目は、よく「努力した分だけ伸びる科目」と言われます。
しかし一方で、努力しているのになかなか成績があがらず、苦しんでいる方も多いと思います。
実は、その原因は勉強法にあることが多いのです!
そこで今回の記事では、正しい勉強法の解説だけでなく、中学生がやりがちな効率の悪い勉強法も解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
なお、家庭教師ファーストには私も含め現役大学生や社会人・プロの家庭教師も多数在籍しています。
家庭教師を付けて相談してみる、というのも一つの手かもしれません。
この記事の目次
まず、勉強法として、多くの人が取り入れているであろう「綺麗にノートをまとめ直す」という勉強法を解説していきます。
実はこの勉強法は筆者が知る勉強法の中で、最も効率が悪いものの一つなのです!
このようにいうと、少し前に東大生はノートが美しいことをうたう本がベストセラーになったということから、頭がいい人は基本的にノートが綺麗だと思っている人から反論されるかもしれません。
しかし、筆者は東大に現役合格しましたが、ノートをまとめ直す行為を生まれてから1度もしたことはありません。
さらには、授業中にノートは取りますが、綺麗にノートを取ろうとしたこともありません。
正直周りの東大生の友達を見ても、全員がノートが綺麗というわけはなく、むしろ体感ではノートが汚い人の方が多いくらいです。
少し話は変わりますが、I Qの高い人ほど字が汚い傾向にあるということが、科学的にわかっています。
学力とI Qは正の相関があることが科学的に示されているので、学力が高い(I Qが高い)東大生には、字が汚い人が多いと感じた私の体感もあながち間違ってはなさそうです。
また、ノートを綺麗にとることがいかに成績upに無関係かは、筆者の体験談だけでなく2つの科学的に認められた事実からも証明できます。
その2つとは「見やすいものほど覚えづらい」、「流暢性の罠」というものです。
これは一般常識とは大きく異なるので、疑問に思う方も多いとは思いますが、科学的に認められた事実として、読むのにかかる手間が大きいほど記憶に定着する可能性が高いということがわかっています。
つまり、見やすいように綺麗にまとめられたノートから得られた知識よりも、見づらく汚いノートの方から得た知識の方が読みづらい(手間がかかる)ため、記憶に残りやすいということです。
そのためノートを読むにしても、授業中に先生の話を聴きながら、急いでかいた多少汚いノートを読む方が、わざわざ綺麗にまとめ直したノートを読むよりもお勧めです。
しかし、筆者は自分の授業中にかいたノートでさえ、読んで覚えようとすることはお勧めしません。
それは次に説明する「流暢性の罠」という理由があるからです。
それでは「流暢性の罠」とはどのようなものでしょうか。
実は、この「流暢性の罠」に陥ったことがない人はいないと言っても良いくらい身近なものなのですが、この現象を知っている人は多くはないでしょう。
流暢性は、簡単に言えば「わかっていないのに、わかった気になる」といった現象です。
実例として挙げやすいのは、社会のテストがあります。
テスト中に、「あれ、この用語覚えたはずなのに忘れちゃった…何だったかなあ」という経験はないでしょうか。
よくこういう時に、忘れたのを「ど忘れ」というふうに思うことが多いと思います。
しかしこれ、そもそも覚えていないのに、覚えていたと思ってしまう「流暢性」が原因であることが多いのです。
この「流暢性」が生まれやすいのはどのような時かというと、「ただ読むだけ、聞くだけ、書くだけ、の知識が本当に覚えているかの確認をしない作業」の時に生まれやすいことがわかっています。
そのため、「流暢性」はノートを読み返しているときに非常に生まれやすいです。
この流暢性というのは、非常に厄介なものです。
なぜなら流暢性が出る勉強法ほど、体感では効果があるように感じるからです。
ノートをまとめ直すのが、「効果の高い勉強法」と誤解される理由はここにあります。
この章を読んでくださった皆さんなら、流暢性の罠に気づき、早くノートをまとめ直すなどの効率が悪い勉強法をやめることができるでしょう。
この時点で、周りの「流暢性に罠」に陥っているライバルたちと大きな差をつけることができます!
先ほどの章を読んでくださった皆さんは、「この勉強法が、効率が悪い理由」が既にわかると思います。
皆さんの想像通りこの勉強法では、「教科書や単語帳といった綺麗なものを読むから、記憶に残りにくい」、「読むだけだから、流暢性の罠に陥りやすい」という2つの理由が挙げられます。
でもそれだけではないのですね。
実は「単調作業の繰り返しで飽きやすい」といった理由もあります。
皆さんの中には、「教科書や単語帳を5回以上読む」などといった目標を持ってテスト勉強に臨んだ人も多いと思います。
しかし多くの人はやる気が続かずに5周も回れなかったり、3周目から雑に読み始めたりしたのではないでしょうか。
実はこれは、あなたの意思力が弱いから招いた結果ではなく、当たり前の結果なのです。
人間がある作業を連続しておこなうのには、その作業によって脳が興奮を感じることが必要です。
ここでいう「興奮」とは、皆さんのイメージする興奮ではなく、達成感などからでも得られるものを指します。
この「興奮」は繰り返し同じ作業を行うと、得られる「興奮」はどんどん減っていく、という特徴があります。
この得られる「興奮」がある程度のレベルより下がると、一般にいう「飽きる」という状態を脳が感じ始め、これ以上単調な作業を繰り返すのは難しくなります。
人は、流暢性によって、1回読んだだけで、教科書に載っている全てのことをわかった気になってしまいます。
そのような状態の中、2周目を読もうとしても、新しく得られた知識は1つもないように感じてしまい、達成感など得られることは、到底できません。
そのため脳は「興奮」を感じることができず、すぐに教科書を読むことに飽きてしまいます。
飽きた状態で教科書を繰り返し読むのは、普通の人間は絶対にできません。
ここまで良くない勉強法の特徴として「覚える際(見る際)に手間がかからない」、「流暢性の罠に陥りやすい」、「単調作業の繰り返しですぐに飽きやすい」といった三つの点を挙げてきました。
逆にいうとこの三つを乗り越えることができれば、その勉強法は効率が良いということになります。
この三つの問題点をクリアできる勉強法については、次の章で英語の点数を取るための基礎知識を書いた後にご紹介します。
先ほどの章で、「ノートを読み直すこと」「ノートをまとめ直すこと」の非効率性について書かせて頂きました。
もしかしたら、読んでくださった方の中には、「じゃあどうしてノートを取る必要があるの?」と疑問を持った方もいるかもしれません。
そこでまずはノートを取る目的と、筆者がお勧めするノートの取り方について紹介していきたいと思います。
まずノートを取る意味は、筆者は2つあると思います。
1つ目は「理解しやすくなること」。
2つ目は「記憶に残りやすいこと」です。
この2つの意味について、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
1つ目の、「理解しやすくなること」という理由について説明します。
科学的に確かめられた事実として「新しいことを学ぶ際に、学んだことを紙に書くと理解力が深まる可能性が高い」とされています。
そのため、ノートを書く=つまり紙に学んだことをかくことで、先生の話している新しく学ぶことを、より深く理解できる可能性が高いということです。
ここまで繰り返し、ノートを綺麗に取る必要がないと述べてきました。
これは、「ノートの綺麗さ(紙にまとめられた内容の綺麗さ)と紙に書かれた内容の理解度には相関関係が認められる」と報告する論文が、筆者が知る限りでは1件も存在しないからです。
そのため、授業中に取るノートにおいて重要なのは紙に書くという事実だけであり、綺麗にまとめているかは成績に相関関係がないといっても過言ではないでしょう。
2つ目の「記憶に残りやすいこと」という理由について説明したいと思います。
実は人間は覚える際に、人間の五感を多く使った方が覚えやすいという特徴があります。
そのため、ただ先生の話を聞いて、板を見るという、聴覚と視覚だけを使って覚えようとするより、そこにノートにかくという「触覚」も使うことで、さらに覚えやすくなります。
すこし話は変わりますが、よく「漢字を覚える際は読みながら書きなさい」と先生が言っていることがあると思います。
これはただ書くよりも、読み上げることで聴覚も使われるので覚えやすくなる、ということを知っているからだと思われます。
漢字だけに限らず何かを覚えたい時には、読みながら書く方が効率的なことが多いです。
それでは次に、筆者がお勧めするノートの取り方について紹介したと思います。
筆者が紹介するノートの取り方は、三つのステップに分かれています。
このステップではとにかく、先生の話を聞いて理解することに専念しましょう。
この時、聞いていて理解できないところがあれば、そこをノートにメモしておいて授業後に先生に質問しに行くと、理解が深まってより良いと思います。
1つだけ注意点があります。
それは先生の話を聞いて理解しようと試みている間は、ノートを決して取らないことです。
これには2つの理由があります。
1つ目の理由は、これまで何回も述べてきたように、「流暢性に罠」により、先生の話していることを全て理解したかのように思ってしまうことです。
2つ目は「マルチタスク防止」です。
マルチタスクとは同時に2つのことを行うことなのですが、このマルチタスクは、全人口のうちの1%の人を除いて、作業の非常に生産性をさげ、疲労感を高めるということがわかっています。
これは特殊な人を除いて、脳は2つ以上のことを同時に処理できないという特徴があるためです。
「ながらスマホ」がマルチタスクの例としてよく挙げられます。
ながらスマホ中はスマホに対して注意が向いているせいで、外の様子についての注意力はかなり下がっているはずです。
これと同じように、先生の話を聞きながらノートを取ろうとすると、ノートを取ることに意識が割かれて、先生の話を理解するという最も重要なことができなくなる可能性が高くなってしまいます。
このステップが、筆者のお勧めするノート術の「一番変わっているところ」といっても過言ではないでしょう。
普段黒板を見てノートとる皆さんからすると、あり得ないことをしている、と思われるのも無理はないとおもいます。
しかし、これには科学的根拠があるのです。
この方法の利点は3つあります。
1つ目は「流暢性の罠」に陥らないことです。
①のステップで先生の話を聞き、理解したと思っても、実は流暢性でそのように勘違いしていたということはよくあります。
それを防ぐために、何も見ないで理解したことをノートに書くことで、本当に理解したのかということを確かめられます。
ノートに書けないところがあれば、そこは、流暢性によって理解したと錯覚していた部分です。
2つ目は、先生の話を聞く際の集中力が自然と上がるということです。
人間は何かの作業を行う際に、なんらかの目的意識を持っていた方が、集中力が高まるといった性質を持っています。
そのため、②のステップで、黒板を見ることができないから、完璧に理解しなければいけないという意識を持つことで、自然と先生の話を聞く際の集中力向上が見込めます。
3つ目は覚えた内容を思い出すことで、記憶に残りやすいことです。
根拠は書くと非常に長くなるため、紙面の都合上書くことができませんが、科学的に認められた事実の一つです。
③のステップでは本当にノートに書いたことが正しいのか、そしてノートに書けなかったところの確認、ノートに書き忘れたことがないのかを確かめるための作業です。
この時ノートに書いていないが、黒板に書いてある部分=理解していないところなので、書き足す部分は色ペンで書くなど、書き足したところがわかるように書いてください。
後で、色ペンで書いたところを友達や先生に質問すると、より理解を深めることができます。
英語の成績を上げるにはどうしたらいいのか。
まずは成績を決める要素について知るところから始めましょう。
英語の成績を決めるのは、大まかにいうとは3つの要素だけです。
1つ目は「単語(熟語)力」。
2つ目は「文法力」。
3つ目は「問題に対する経験」です。
単語力とは、どのくらい単語を知っているかというものです。
この単語力というのは、よく誤解されていますが、ある程度のレベルまでいくと、それ以上は成績に関与しません。
なぜなら、あまりに難しい単語はそもそも出ないからです。
そのため、よく「単語は覚えただけ点数が上がるから」といって、厚い単語帳を買う人がいますが、あまり効果があるとは言えません。
このことについては、後でより詳しく説明したいと思います。
文法力とは、文法をどのくらい覚えているのかということです。
この文法力というのは、比較的早く身につけることができます。
なぜなら基本的には、文法力の上限が明確に示されているからです。
この上限とは、国が定めた指導要領、つまり教科書に乗っている文法が限度です(一部の私立校を除きます)。
そのため教科書に載っている文法を全て覚えれば、理論上文法力はMAXということになります。
問題に対する経験というのは、一番見落とされやすい力の一つです。
実は問題を解くための知識があっても、その知識の使い方を知らなかったり、使うことに慣れていなかったりすると問題を解くことができません。
例えば、数学の問題を考えてみてください。
習った範囲であれば、どのような数学の問題であっても、それを解くための知識は全てわかっていると思います。
しかし、その知識を活かした発想を思いつけるかというと話は別です。
もし、知識を知っていれば、全ての問題が解けるのであるならば、ほとんどの人が数学で満点を取れるでしょう。
この知識はあるのに、問題は解けないという現象は、問題に対する経験が足りないと言うことができます。
英語は、数学ほど目に見えて問題に対する経験不足を実感する機会は少ないと思います。
しかし、例えば単語と文法のテストでは高得点を取るのに、長文問題が苦手な人がいると思います。
これは基本的に、長文を読む経験不足が原因であることがほとんどです。
なぜそう言えるのかというと、長文とは詰まるところ、「複数の単語と文法規則から構成された文が、連続して並んでいるもの」と言えます。
もし、英語では問題に対する経験という力が成績に関与しないのならば、文法と単語が得意であれば、単語と文法によって構成された長文を読むことが得意であるはずです。
しかし実際は長文読解だけ苦手という人が存在する以上、問題に対する経験というのは、数学と同じように英語でも重要であるというのは納得していただけるでしょう。
先ほど単語力は上限が存在すると書きました。
では上限はどのくらいの単語数なのでしょうか。
この上限の単語数を厳密に定義するのは難しいのですが、筆者の体感でいうと、大体1000単語前後が上限のラインだと思われます。
1000単語以上の単語が必要な高校も一部ありますが(難関私立校など)、基本的には1000単語覚えれば、単語においては十分だと思われます。
そのため、1000単語を超えるような単語帳はお勧めできません。
1000単語以上の単語帳というのは、基本高校受験に滅多に出ないもの、または出るけれども、意味がわからなくていいところに出てくる単語を載せていることが多いです。
まずは1000単語を目安として覚えてみる。
そして過去問を解いて、単語をより覚える必要があれば、その時にさらに覚えるといった方法が一番効率的だと筆者は思います。
次章からはついに、筆者がお勧めする英語の勉強法について説明していきたいと思います。
筆者がお勧めする勉強法は単語編、問題演習編と2つのジャンルに分かれています。
まず、単語編について説明したいと思います。筆者がお勧めする単語の覚え方の概要は下の4ステップです。
それぞれのパートについて説明していきます。
(1)に関しては書いてある通りです。
(2)に関しては、例えば1000単語載っている単語帳で、1〜250単語を1パート目、251〜500単語目を2パート目、というふうに分けていくということです。
(3)に関しては、この覚え方が1番のポイントといってもいいかもしれないくらい、覚える際のやり方が重要です。これは後ほど詳しく説明いたします。
(4)の工程について説明すると、36×7=252ですから、一週間で250単語の1パートを覚え終わります。そこで2周目からはその日からちょうど一週間前に学んだ36単語を復習していきます。こちらも後ほど説明いたします。
覚え方は以下のステップに分かれます。
まず①に関してなぜ6単語で区切るかというと、人が1度に覚えることができる物の数は、6〜8個と言われているからです。
そのため大抵の人であれば、覚えることができる6個ずつ覚えていくのが効率良いです。
次に②に関してですが、できれば綴りも覚えるようにしてください。
なぜかというと、先の話にはなりますが大学受験の際に、高校受験程度の英単語は英作文の問題で書くことが多いからです。
もし、2分では綴りが覚えられないのであれば、綴りは後々覚えることにして、単語の意味だけを覚えてください。
覚える際は前の章で述べましたが、五感をフルに使った方が効率が良いので、単語を2回殴り書きしながら英単語を読み、覚えるようにしてください。
この時、丁寧に単語を書く必要はありません。
なるべく速く書くことを意識してください。
これを2分間、6個の単語でひたすら繰り返してください。
③に関してですが、綴りも覚えているのであれば単語帳の英単語をかくし「意味だけみて綴りを書く」といったテストを。
もし綴りを覚えないのであれば、意味を隠して「英単語の綴りを見て意味を答える」といったテストを行ってください。
わからなかった単語には印を打っておいてください。
④では、③で印をつけた単語を再び殴り書きしながら読み上げることで覚えてください。
覚える時間は、自分が覚えたと思うまで取ってください。
そして再び③と同じ方法でテストしてください。
この時行うテストは、印をつけた単語だけでなく、同じグループの6単語全てに対して行ってください。
なぜ、わかっていた単語までわざわざテストするのか、という理由は、書くと長くなるので割愛しますが、科学的にこちらの方法の方が効率が高いと確かめられているからです。
⑤に関しては6単語のグループが6つあるはずなので、他の6単語のグループ5つについても同様に行うということです。
この覚え方は非常に面倒なように感じられますが、実際に行ってみると、大体20分もかからないと思います。
(4)の復習をする際は、まず36単語全部をテストしてみてください。
多分、半分しか覚えていないと思います。
覚えていなかった単語に印をつけて、先ほど書いた殴り書きをする方法で、覚えていない単語を覚え直してください。
そして、再び印のついた単語全てをテストするという方法を繰り返して、全問正解するまで繰り返してください。
この時は、最初から正解した、印のついていない単語に関してはテストをしなくても構いません。
3周目、4周目も同じように先週テストした36単語を、再び単語のテスト覚え直す、テストと繰り返してください。
この時、最初に行うテストは36単語全て行い、その後のテストは、覚えていなかった単語のみを繰り返すというようにしてください。
次に問題演習編にいきたいと思います。
ここで、「文法編がないのは書き忘れ?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
書き忘れではもちろんなく、筆者は、文法は問題演習で覚えるべきという考えを持っているから、文法編がないのです。
そもそも筆者のノート術を使えば、文法はある程度は授業で覚えることができます。
そのため、文法は問題演習を通して、文法の知識を確認。
そして「文法の知識」を「文法の問題を解くための知識」に変える方が教科書を読み込むよりも効率がいいのです。
文法の問題集を選ぶ際にはできる限り薄いものを選んでください。
これは、前の章で述べた通り、文法は指導要領に載っているものという上限が存在するため、薄いものでも十分に知識は得られるからです。
長文などの問題集に関しては、薄いものを選ぶというよりは難しすぎないものを選んでください。
少し難しいと思う程度が、一番辛くなく、成績も伸びやすいです。
志望校の問題よりレベルが低いと感じても、自分のレベルに合った問題集を選んでください。
その問題集を解き終えてレベルが上がったときに、志望校レベルの問題集を選んでください。
それでは具体的に問題演習をする際の勉強法について解説します。
問題演習をする際のステップは四週間で一括りで、
①一週間だけ死ぬ気で頑張る
②2その一週間で解いた問題のうち、間違えた問題を一週間に1回解き直し、それを三週間繰り返す
という物です。
①のポイントは本当に、死ぬ気で多くの問題を解いてください。
ここで多くの問題を解かないと、その後の3週間が無意味になってしまいます。
遊びたいとは思いますが、2週目以降はかなりの時間的余裕ができるので、一週間だけ我慢してください。
①で間違えた問題に関しては、間違えたことがわかるように印を打っておいてください。
②では二週目の一週間かけて、一週目に間違えた印のついてある問題を解き直します。
この時、解けるようになるまで繰り返し解いてください。
とはいっても一回解いた問題なのでかかる時間は半分ぐらいになっているはずです。
このとき他の人に問題の解説ができるぐらいに、丁寧に復習してください。
3周目、4周目も同様に、一週間かけて印のついてある問題を解き直してください。
3周目・4周目になると解き直しも一瞬で終わるので、遊ぶ時間がかなりあると思います。
この時に遊んでください。
そして、また死ぬ気で新しい範囲の問題を解く一週間に備えてください。
今回紹介させていただいた勉強法は一週目こそきついかもしれませんが、2、3、4週目はかなり楽な内容となっています。
この、2、3、4週目にいっぱい遊んでください。
せっかくの中学生活を勉強だけで、占められることがないように、いっぱい遊んで、勉強するときは勉強するというメリハリをつけてください。
英語だけでなく「勉強のやり方」に不安があれば、私たち家庭教師に是非ご相談ください。
私も含め現役大学生や社会人・プロの家庭教師が、マンツーマンであなたの勉強をサポートいたします。
この記事が、少しでも皆さんの学校生活の助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現役東大生ライター S
家庭教師ファーストの登録家庭教師。東京大学・教養・理科一類在学。自身の受験経験を生かして、難関高受験から定期テスト対策まで指導できます。