指導に役立つ方法-こんなときは

指導に役立つ方法~報告・相談

人気と実力のある家庭教師の先生が実践している、最新の指導方法や有効な対応法の一部をご紹介します。初めての方も経験者も困ったときの参考に!

人気教師はこうしている

指導終了報告・ご相談

人気教師はこうしている

指導にあたる上で特に気をつけていること

A先生(20代女性)
「褒めること」些細なことでもとにかく褒める。褒めてやる気にさせる。 (例)数学の計算をムリに暗算でしようとして時間がかかる生徒に「暗算で出来るようにしようと思うことは偉い!!でも時間がかかりそうなら、筆算を書こう。両方を使いこなせるとさらに良くなるよ!」というように。

S先生(30代女性)
まず生徒と仲良くなること。生徒はどんな家庭教師の先生なのかよく見ていて、魅力を感じないと心を開かないので、生徒を引き付ける何かが教師側にあれば良いと思います。生徒が自分になつかないと成績は上がりません。

D先生(20代男性)
授業を楽しみに待っていてもらえるようにする。生徒だけでなく、自分も授業を楽しみに行くように心がけています。「めんどくさい」とか「嫌だな」と思って授業をすると、子供は敏感なのですぐに伝わってしまう。

U先生(60代男性)
生徒からは気に入ってもらえること。父母からは信頼されること。 出来なかったことを責めない。出来たことを褒める。その子の悩みを共有してあげる。

N先生(50代男性)
生徒に「この人はすごい」「できる」と思わせる事は最低条件。やはり第一印象が特に大事。生徒も先生の力量を測ろうとしてくるので、例えば生徒から出された問題にスパッと答えて、理論づけて教えるとか。最初に頼りない所を見せてしまうと、後で挽回するのは大変。余裕を持って指導にあたるようにしています。 あとは、絶対にキツく(感情的に)怒らないこと。マンツーマンで指導している以上、気まずくなってしまうと、人間関係を修復するのにかなり時間がかかる。だめになる可能性もある。

H先生(40代女性
一人ひとり学力・タイプが違うので、その子に合った理解しやすい学習方法を見つけるよう努力しています。とにかく、ほめて伸ばす!の一言に尽きる。確実に出来るところからスタートし、スモールステップで積み重ねていく。

M先生(30代女性)
ため息をつかない。イラっときても顔に出さない。

Y先生(40代男性)
まず、生徒の可能性を信じてあげる。ご父兄は早く自分達の子供に結果を求めようとしている。しかし、生徒の性格も含め、生徒にもご父兄にも現状と目標設定の相談をする。それから具体的な対策を考える。

T先生(20代女性)
理由のあるものは、必ずどうしてそうなるかを説明し、なるべく理解・納得して学習が進むようにしています。英単語や漢字など、覚えるものが中心のものについても、似ているものや意味などと関連付けて覚えやすくなるように心がけています。

T先生(40代男性)
出来るだけ具体例を多くあげて、わかりやすく説明することを心がけている。最初の指導日に生徒に対して「理解が出来ないのは理解力が無いのではなく教え方が悪いから。遠慮しないで解らないと言って欲しい」と言う。

K先生(20代男性)
“自分”というサービスを買ってくださるのは保護者様である。よって、丁寧な対応と信頼感を得ることを常に心がけるべきである。しかし、自分が見つめるべきなのは、子供その本人であることを忘れてはならない。どんなときにも子供の側の視点に立ち、出来る限り味方する。

A先生(30代男性)
生徒及び家庭のニーズに合わせた指導を心がける。 例えば、求められているものが、定期テストの得点アップなのか、内申点のアップなのか、それとも、学校以外の場所で教育の機会を持つことによる安心感なのか…。

T先生(50代男性)
学習・指導内容よりもまず勉強に対する拒否反応をなくし、意欲向上心を少しでも植え付ける意味で、なるべく会話重視で心を開かせるように心がけています。無理矢理に勉強を押し付けるのではなく、やる気を起こさせるために誘導するのも一つの手だと考えています。

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普段はどのように指導を進めているか?

Y先生(40代男性)
あらかじめ中期的な目標設定、具体的な勉強方法、宿題を計画し、その通りに進めていく。慣れてくると甘えが出るので、しっかりと叱ってあげる。

O先生(40代男性)
学習レベルが標準以下の生徒→ 生活、学習習慣のチェック、基礎の反復   標準的な生徒→ 学習習慣のチェック、問題演習中心 標準以上の生徒→ 問題解決中心、発展的な内容

W先生(40代女性)
自分が成果を出しやすい数学+本人の得意教科+苦手教科で1日の学習とする。「今日は~を理解しよう」と生徒に提示し、例題・例文→演習→まとめという流れで進めている。理解しにくそうなときは、正しい解き方を目の前でやって見せ、直後に同じ問題→類題と進める。

T先生(20代女性)
まず宿題の直しや説明をします。その後宿題で間違えていた問題の類似問題を練習します。出来るようになったら、生徒によって応用問題に進んだり、次の単元に進んだりしています。小学生の場合は特に、集中が続かない時はゲーム形式にしてみたり(アルファベットや九九など)短めの時間で他の教科・単元に変えるなどして集中を持続できるようにしています。

K先生(20代男性)
まず、学校の宿題がたまっていないか、しっかりと予定帳を見て確認させ、期日の迫ったものがあるならそれをこなしながら解説して授業をする。その上で、自分の出した宿題をチェックし、やってあればよく褒める。ただ問題が正解できたから褒めるのではなく、途中計算や思考プロセスなどを見て褒めるべき点を探すようにしている。

M先生(30代女性)
今回は、これをしようと決め、その単元をすることを説明。(目次を見せてこれとこれを学ぶとまず伝える→その細部を教える。)説明後は、必ず口頭ないし問題集で演習させる。出来ると生徒が思うまで続け、出来ると思ったら類似問題を宿題にする。

T先生(50代女性)
大半の生徒は基本がほとんど未完成なので、当然のことながら予習よりも復習を重点的に、基礎力強化を最優先しています。復習内容は1回の指導で3,4箇所の重要事項を決めておき、それを中心に指導していく方法を取っています。

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生徒との信頼関係を築くためには、一番重要なことは?

S先生(30代男性)
喜怒楽を見せること。哀はほとんど見せない。哀は失望表現なので。

U先生(60代男性)
子供との約束だからといって軽く考えて、約束を守らない親が多い中で、生徒との約束は必ず守ること。

M先生(30代女性
常に生徒さんの立場(気持ち)になってどうしたいのかを考えてます。

T先生(20代女性)
何かが出来た時、出来るようになった時はしっかりと褒めることだと思います。あとは、合間の時間などに少しでも話をして、生徒の話を顔を見ながら聞いてあげることだと思います。

B先生(20代男性)
何よりもコミュニケーションを多く取ること。自分の経験してきたことを色々話したり、その生徒の年代の頃はどのようなことをしていたかなど、とにかく何でもいいから話をする事。話をすれば相手も話をしてくれるし、自然と距離が縮んでいくと思う。

A先生(30代男性)
上から目線で話さないこと。友達と先生、どちらの立場でも話が出来るような中間的な立場で話をする。

S先生(50代男性)
自分が間違えたとき・わからない時に絶対ごまかさないこと。間違えたときは、何故間違えてしまったか説明する。わからないときはきちんと伝え、次までに調べてくると伝える。

K先生(20代男性)
よく褒め、はっきり叱ること。入院時などは時間外に必ず見舞いに行く。学園祭や発表会などにも出来る限り顔を出すなど、自分の“時間”を提供する。授業終了後、(後ろが空いていれば)世間話や悩み相談に積極的に関わる。

M先生(30代女性)
会話。約束を守ること。話を聞いてあげること。必ず笑顔で終わること。

T先生(50代男性)
生徒の目線に合わせた会話をすることで、「この先生ならこれから一緒に楽しく勉強できそうな気がする」という安心感を抱かせ、信頼関係を築きながら効率よく学習を進めることが大切だと考えています。

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やる気のない生徒への対応は?

N先生(50代男性)
ある程度寛容に。宿題をやらなくても母に言いつけたりしないこと。生徒の味方になることで、連帯感が生まれて信頼感につながる。無理に押し付けることはしない。生徒の許容量を見極め、無理な量は出さない。徐々に慣れさせる。

M先生(30代女性)
勉強が出来なかったり、わからないせいでやる気がない子が多いので、その子に合った楽な問題集を買ってきて、「できるじゃん!」「すごいじゃん!」「じゃあ次もやってみよう!」とほめながら、どんどん問題を解いてもらう。

A先生(30代男性)
強要はしない。勉強をしなくてはいけないものと思わせたり、無理強いすると余計にやる気がなくなる。趣味や夢の話などを聞いて、その内容に沿って話をし、勉強がある程度必要なものだと生徒さん自身に思わせる。

T先生(20代女性)
小学生にはドリルを1ページ解いたらシールを1枚。1冊全部できたら表紙に大きいシールを1枚貼るなどして学習の意欲付けをしています。シールを貼るのが楽しくて、宿題以外にも自分で学習を進めたり、「宿題を増やして欲しい」と言うようになりました。他には、まず生徒本人が自分で解けるような簡単な問題を少し解いてから、少しずつ難しい問題に挑戦していくことで、やる気が出たこともあります。

S先生(50代男性)
・出来るところ(好きな単元や教科)を発見して、そこを伸ばす。他の教科も伸びるきっかけになるように。1つずつそういう単元や教科を増やしていく。数学なんかはゲーム感覚で解けると良いかも。そして、「うまくいった」という経験をさせる。=「知らないことを知る」ことにやりがいを感じさせる。 ・勉強できない子にとっては90分は苦痛。マンツーマンなので、先生が目の前にいて気を抜くわけにも行かない。少し楽にできる(気を緩める)場面を作ってあげる。 ・具体的な話をしてあげる。例えば、受験生なのに勉強やらない子には、「下のレベルの学校に行くと、将来選べる職業がこんな感じで給料はこんな感じ。家賃がこの位だから生活きついよね」とか「私立の学校に行くと年間これくらい費用がかかる。ご両親も大変だし、もしかしたらお小遣いにも影響するかもね」という感じの話をする。 ・家庭教師を付ける子は、やる気が皆無ではない(本当にやる気がなければ家庭教師自体拒否しているはず。もちろん例外はあるが…)「勉強やらなきゃな・・・」という気持ちは薄々あるけども、何をどうやったらよいか全く分からない。→徐々にやらせていくしかない。やり方を教える&習慣付けをしてあげることが大事。

K先生(20代男性)
ほめる、褒める、とにかく褒める。テストの点数を上げさせ、その気にさせる。ここでもまた褒める(日本人は教える側に“褒める”意識が足りないと私は考えている)すると、表情が変わってくる瞬間に出くわす。ここまで至らないうちは、宿題は一切出さないようにする。むしろ、学校の宿題を手伝い、大変さに同意し、親御さんにも理解を求める。

O先生(40代男性)
まったくやる気のない生徒はないと思うので、そう見えるときには、何かに対する反抗、反発とみています。(学習障害や心理疾患の場合は別ですが)原因をさぐりながら、生徒のシグナル、あるいは、変化が出てくるのを「ひたすら待つ」姿勢で進めます。

H先生(50代女性)
生徒のやる気のなさの原因が何なのかをよく観察する。例えば、 勉強が解らなかったり、授業についていけない為か、その場合どこに躓きがあるか。また、家庭環境や学校での友達との関係が悪くなって勉強が身に入らないのか。あるいは、生活のリズムが悪く(ゲームのやりすぎやテレビの見すぎなどで)慢性的疲労があって勉強に身に入らないのか。 家庭環境や生活のリズムの乱れは、親と相談しながら改善していく。また、つまずきがある場合は、そこを理解できるまでやり、自信を持たせる。

S先生(30代女性)
「勉強をやればやるほど伸びる力を持っているのに、それを出し切らないのはもったいない」というようなことを時々伝えると、少し頑張り始めた気がします。

S先生(30代男性)
1.ゲームのように一緒に問題を解きます。遊びを一緒にする感覚です。やる気がない場合は一緒に苦労する姿を見せるようにしています。一緒に競争をすることは効果ありと思っています。最初自分が3秒で一問を解いていく一方で生徒が15秒で一問を解いている。一日の授業で生徒が一問10秒で解けるようになれば、成長していることを実感してくれます。同時に次はもっと速くやる・もっと正確にやるとつながっていきます。 2.態度が悪い場合は怒ります。激怒する振りでしたが、本当に腹を立てることが必須な時もあると思います。結果的に自分の熱意の表現です。 例:Grandmother gave me a chocolate. おばーさんはチョコを私にくれた この解答は、6年前に教えていた生徒の解答です。初期1カ月程度で起きました。自分をなめているから起きた解答で、生徒の怠惰ゆえに「あ」ではなく「―」を書いたと判断しました。 自分が見る限りですが、勉強しない子は2パターンです。 1.基礎ができてないから勉強が出来なくなった。 2.子供が世の中をなめている (学校をなめている=先生をなめている=人間をなめている=嘘をつく=嘘で塗り固める=人生をいい加減に生きる) 自分は男ですので、2の素行の悪い生徒をがっちりと頭から押さえつけるやり方もしてきています。危険な方法かもしれません。ただその時に「よくぞ言ってくれました」「態度が変わりました」と泣いてくださった親御さん達、その後「あそこで怒ってもらえなかったら人生がなかった」と生徒さんから連絡がきますので、間違っていなかったように思います。

A先生(30代男性)
苦手なものに対して“やる気”を持つことは基本的に難しい。まずは、出来るだけ簡単な問題を解けるようにすることで、「やれば出来る」という実感を持たせる。その中で、例えば数学であれば「図形は完璧」というような、誰にも負けない得意分野を一つでも、どんなに狭い範囲でも良いので作る。得意なものには自ずと興味とやる気が湧いてくる。

N先生(20代女性)
怒って聞いてくれる生徒には怒ります。(ただし、生徒のために怒る。キレたりするのはNG)逆にやる気をなくしたり、すねたりする生徒には、ご褒美を設定したり褒めたりして、やる気を出させます。

S先生(30代女性)
その生徒さんのレベルに合わせて、簡単なところから始めて、大きなテストでも小さなテストでも確実に点を取れる方法を教えます。難しい問題はやる必要がありません。テストで少しでも点が上がったり、教えたところが出たなど、“勉強すれば自分にも出来る”という自身が持て、さらにやる気アップです。

A先生(20代女性)
勉強が苦手でないことを気づかせてあげる。成績が良くない生徒であっても長所はあるから、それを見つける。「まあまあ出来ること」「人並みに出来る」ことを大げさに褒める。 例えば、ほとんどの生徒は説明直後には理解できているので、「理解が速いよ!後は練習して1週間後・1ヵ月後に忘れないようにするだけ」と言ってあげる。当たり前のことであっても褒めてあげる。

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タイプ別の指導方法

話しかけても何も答えてくれない生徒の場合・・・

U先生(60代男性)
返事を引き出そうとして返ってこない返事なら、こちらの経験(その年代の頃の遊んだ話・その年代の頃の楽しかった話)を一方的に淡々と話し続けて反応を見る。返事を期待すると、子供は返事をしないので、期待せずに話をすれば何かの事柄に反応を示す。

Y先生(40代男性)
生徒は聞いていないようでしっかりと聞いている。このような生徒も真摯な対応で教えている。こちらの誠実さが伝わればしっかりと答えてくれます。

S先生(50代女性)
全く答えない子はいないけど、無口な子はいます。性格だと思うしかない。こちらを信頼してくれているか全く分からないときもあったが、後で感謝されていることが分かった。

T先生(20代女性)
私が受け持った生徒は声を出すのが苦手でしたが、首を振るなどの意思表示は少し出来たので、「はい・いいえ」で答えられるような質問をしたり、表情を良く見て汲み取ったりしました。問題の説明をして、解く練習をしているときにも手が止まったり、間違った解き方をしているのを良く見て、こちらから積極的に説明し直すなどの指導をしました。

S先生(30代男性)
2パターンあります。 1.感情表現が苦手 2.なめている(≒信頼関係の欠如) どちらかで違います。1はそのまま放置です。くだらないギャグを入れたりしながら心を開くのをじっと待ちます。2のなめている場合は先のように熱意を伝える。信頼関係の欠如の場合は、子供たちの嗜好を聞いてみたり雑談を大事にする。授業時間のほとんどを雑談でも全然OKでしょう。そのために今の子供たちの動向や生徒の動向に気を配っています。


O先生(40代男性)
言葉でなくても何かの(表情、目、動作に受け入れていると思われる)反応があれば、それを発展させ、言葉のコミュニケーションができるようにする。(コントロールしようとせずに生徒の変化を待つ)

H先生(50代女性)
家庭教師を希望していることは確かなので、無視しているのとは違って家庭教師の様子や反応を見ているのだと思います。しばらく様子を見て、根気強く接することが大切だと思います。

S先生(50代男性)
コミュニケーションを取る。興味のある話題から。上から目線で話しては絶対にダメ。対等に話すことが大事。勉強ができる出来ないとか、先生と生徒とかじゃなく、人間同士として認めてあげて話す。

A先生(20代女性)
答えが返ってくることを期待せずに、こちらからたくさん話しかける。 「教師」ではなく、良い意味で「近所のお兄ちゃん・お姉ちゃん」的存在でいること。そして生徒に興味を持って、たくさん話しかける。生徒の部屋や、家には必ず話題のネタがある。マンガ・写真・飼っている動物・学校の様子など。勉強の合間にそのような話をとにかくすることで、こちらの好意(興味)を示す。よっぽどのことが無い限り、自分をよく思っている人間を嫌うことはない。それで、距離を少しずつ縮める一方で、勉強に関してはメリハリをつける。「分からないことは仕方ないが、やるべき事をしない時は厳しいよ。」と前もって言っておく。

S先生(30代女性)
20年ほど家庭教師をしていますが、「全く何も答えてくれない」生徒さんはいません。相手は子供なので、話しかければ短くても返事はあります。会話が成り立てば、少しずつ言葉数が増えていきます。

反抗的な生徒の場合・・・

S先生(30代男性)
彼らは理解を求めています。自分の存在価値を勉強以外の個所に求めるしか道がなくなっているからそれを認めてほしいというのが基本線です。そこにまず理解を示すことで信頼を築くようにしています。 一般論ですが不良は語りが好きです。それから感情表現が下手で、恥に対する過剰反応を見せることが多いです。 語らせてあげて心を開いてみせてもらうと、親御さんから姉との比較を受けているからなど、勉強が嫌いになった理由(ほかにも塾でチョークを投げられた・塾の講師の痰が顔についたなど)が分かります。その後は、自分は違うぞ、お前を信じているぞ、お前が勉強が出来ないのは俺しか知らない、恥ずかしがるなというスタンスを貫くことで更生してくれました。

H先生(40代女性)
反抗的になっている原因と思われる気持ちについて、受け入れていくと同時に反抗に対して真剣に向き合いすぎず、さらりとかわす。

S先生(50代男性)
あまりにも反抗的だったら「そんなに先生が嫌だったら、義務教育じゃないんだから先生を変えてもらいなさい」と言っちゃう。※ただし打たれ強い生徒に限る。

K先生(20代男性)
上から目線・言葉は絶対に使わず、あえてタメ口になり、“対等の友だち”になる。会話は弾むはずなので、生徒がマイナス思考であっても一度認めてあげ、同感してあげる。すると、「この人は味方だ」と思うので、コミュニケーションが取れるようになる。

M先生(30代女性)
落ち着くまで待って、話をする。「ちょっとくらいやってやる」という状態に持っていく。

A先生(30代男性)
「反抗」という意思表示をしてくれるだけまし。まずは、反抗する理由を生徒の立場になって聞く。本質的な原因でその生徒に嫌われてしまっているようなら、交代も仕方ないと思う。

できない問題があるとすぐ切れる=反抗的になる (主に中学生以下に有効)

K先生(30代男性)
「生徒は、できないと悔しくて、反抗したり、言い訳したりします」 でもそれ少し見方を変えると、反抗する分だけその生徒は、できるようになりたい。ということの裏返しなんです。その時に、まずは「生徒と同じ立場に立つこと」が大切なので、2つの言葉をかけてみます。
1つ目は、「先生は気持をわかってくれる」という雰囲気で)「悔しいの?」と聞いてみます。・・・必ず「うん」と言います。
2つ目は、「そうだよね。悔しいと思う気持ちの分だけ、できるようになりたいってことなんだよ!!」と伝えます。
このたった2つの言葉で随分生徒と気持ちが近づきます。何度も実証済みです。 簡単な言葉なんですけど、なかなかその状況になると、意外とふさわしい言葉を見つけにくいんです。
うまく伝わると生徒は『先生が自分の気持ちをわかってくれている。』と思い、素直になるので、教えやすくなります。

不登校の生徒さんの場合・・・

H先生(40代女性)
学校のことは本人が口に出すまでは触れず、他の生徒さんと同じように関わる。得意な科目を中心に進め、ゆっくりペースで進路に合わせて学習していく。

S先生(30代男性)
今一番興味のある内容を語らせるところからスタートしました。たいていの場合家庭内コミュニケーションの欠如が小さな時から続いています。家庭の不幸を自分の責任と考えさせないようにメンタルヘルスに気を配りました。素行が悪いのではなかったので心の闇への対処法を教えています。生活リズムを整えるなど親代わりに電話にて朝起こしたりしました。

T先生(20代女性)
まず何よりも、信頼関係を作ることが大事だと思います。学校の話題は避け、友人や兄・姉のように思ってもらえるよう、好きな物・事の話をしたりすることを毎回少しずつ持ったりするのもいいのでは。

T先生(40代男性)
学校のことに関しては、こちらから話さない。(なぐさめ・はげましも×)本人から相談されたときのみ答える。

K先生(20代男性)
学校のことは全く話題にしない。テレビのことなど、世の中で起きている事のどこに関心があるかを探ってみる。親御さんと手紙等で密に連絡をとり、要望を受け入れて連携する。

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成果を出すために、特に気をつけていることは?

H先生(40代女性)
授業の進度にとらわれすぎず、基礎となる部分は分かるまで、また、演習に生かせるまで徹底的に取り組み次に進む。テストまでのスケジュール作りを一緒に行い、その生徒さんに合った学習情報を提案していく。

B先生(20代男性)
教科書が一番良い教材であることは間違いないと思っているので、教科書の問題を繰り返し繰り返し勉強してもらう。

O先生(40代女性)
根気よく反復して教える。なかなか頭に入らないことは、少し時間を置いて何度も同じ質問をする。家庭の協力が得られるのなら、一日の学習の終わりに覚えたことの確認を親にしてもらう。

T先生(20代女性)
・出来るようになるまで繰り返し同じもの・類題を解く
・同じような系統のものをまとめて進める(例えば比例→一次関数→二次関数など)
・九九や英単語など、基礎となるものを身につけられるよう、宿題で繰り返し覚える。
・指導した内容と同じところや、類題・応用などを中心に宿題を出す
・生徒が自分でも学習を進められるよう、宿題のやり方を指導する (例えばドリルを解いて丸付けをしたら、間違えた問題を解き直して全部が丸になるまで解く事や、数学などは分からないものは答えを見て読んで理解するなど)

Y先生(30代男性)
・今まで出来なかった問題が出来たときなどしっかりと褒めてあげる。 ・同じ問題集を最低2回は解くようにする。 ・ある程度できる生徒であればケアレスミスを防ぐために、正解している問題も具体的に「ここがよく間違えるポイントだよ」と説明してあげる。

S先生(30代女性)
前回答えられなかった問題は、答えられるまで授業のたびに繰り返すようにしています。

K先生(20代男性)
まずは基礎力。(数学なら四則計算と因数分解、グラフが書けるか等。英語ならbe動詞と一般動詞の疑問-否定文の作り方等、社会なら日本と世界の白地図に自分の知っていることをどこまで書き込めるか等)を付ける問題をこなす。テスト直しを『学校でやったから』で済まさず、必ず見てどこが間違いやすいか・生徒のクセ・性格を読み解く。その上で、見直しの時間があったか、どうやって見直したのかを尋ね、改善点を短くまとめて伝える。これを繰り返す。

S先生(30代女性)
多くの教科の指導はしません。1~2教科に集中してとにかく少しでも良い点が取れるように、出そうなところを何度もやったり、本番のテストの受け方を説明します。(全く分からない問題に時間を使わない。その分の時間で確実に出来るところの見直しをする。計算ミスは気持ち次第で治ります。)

U先生(60代男性)
「必ず上がります。先生の言う通りにやればね。」と私が先に宣言してしまいます。生徒がこれを信用してくれればもう成績は上がったも同じ。

T先生(50代男性)
私の場合、何はともあれ自ら進んで勉強してもらうために、常に楽しく分かりやすい指導をモットーにしています。とにかく徹底的に基礎を反復学習しながら、応用力を身に付ける土台にする事…基本重要事項は、指導時間内必要最小限に抑え、1つの重要事項から枝分かれして関連性のある重要ポイントを教えていけば流れに沿って理解でき有効だと思います。

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成績が上がった!指導方法

T先生(20代女性)
算数:(3年生後半からの生徒)九九が出来なかったので、繰り返し練習し覚えることで算数の成績が上がりました。 数学:計算問題をまず解けるように。その後、関数など同じ系統のものをまとめて学習していく。 理科:まず好きな分野・単元から始める。2分野(生物系)は絵などと一緒に、同じようなものをセットで覚える。 英語:基本的な文法を覚える。Be動詞の文と一般動詞の文を分けて、変化の仕方を覚える。例えば、一般動詞なら、「You play tennis.」などの文を3単現のsのつく文、過去形・進行形などに変化させ、それぞれの疑問文や否定文を作っていくことで、どういう文のつくりになっているのかを理解していく。

F先生(30代女性)
英語:重要構文を暗記させて、覚えたところで少しずつ応用を効かせていく。 数学:計算問題は、繰り返し繰り返し解かせる。そうすることでコツがつかめたりしてくる。

K先生(20代男性)
数学:一次関数などグラフ関連の問題は、大きな紙にフリーハンドでとにかく書かせ、傾きや切片などは計算させずにグラフ上で考えさせる。座標が分数になるような変則的な問題以外は、全てこの方法でやるよう徹底させる。 途中計算の書き方を、ノートの余白やその日の気分で変えたりしないように厳しくチェックする。“素振り”や“シュート練習”と同じで、フォームの固定が肝心。 英語:教科書本文の暗記・書き写し(文法を丸ごと覚えるため) テスト直前の単語チェック(スペリングの安定のため) 国語:問題文の“答え方が指示されている部分”に線を引かせる。(「理由」「いつ」「抜書き」など)

M先生(30代女性)
社会:どこを覚えたらよいか分からない子は、重要な点だけがまとまったテキストを買って、教科書やノートと対比させながら、必要な部分に一緒に線を引いたり、足りない部分は書き込みした理の作業を行い、好きないページに凝縮して覚えてもらう。 英語:基本的な文法が分からない子は、全体が分からない気になってしまうので、一般動詞・be動詞の肯定・否定・疑問文を表にまとめて、最初は見ながらでもよいのでやってもらう。本人が分かった気になれば、やる気になってくれるのでその後は細かい部分も教えていく。

O先生(40代女性)
数学:問題解法の手順を示す。その手順通りに基礎問題の演習を重ね、覚えるまで反復する。 英語:動詞から単語を覚える。テキストの文章、せめて重要文を暗記。暗記は書き取りを音読しながらやる。

T先生(50代男性)
試験結果や内申点が、すぐにそして一気に上がるわけでは決してなく、少しずつ徐々に上がっていくのがベストです。どの科目にも言えることは、点数を取れる問題はなるべくミスをしない。つまり簡単な間違いはしない事。そのためには、間違えた問題は基礎不十分か全く理解していない分野なので、基礎を再確認した上で必ず問題を解いてみて自信をつけることです。

お問い合わせはフリーダイヤル0120-927-111(日祝除く 13:00-21:00)
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