効率の良い勉強方法

効率の良い勉強方法一覧

効率の良い暗記方法

受験勉強の仕方や試験当日の心構え

各教科ごとの勉強方法

効率良く勉強するタイミング、場所

教科書・問題集・ノートのコツ

その他、効率の良い勉強方法

効率の良い暗記方法

「マンネリを打破する少し変わった暗記法」

①人形相手に語りかける?
人に教えるということは、自分が問題を解くことよりも3倍の知識・理解度が必要になります。 人に説明するときは、わかりやすく伝えようとするので、自分が本当に理解できているかを判断できるとともに、記憶が定着しやすくなります。 ただ、人に教える機会というのは、そこまでたくさんあるわけではありません。 そこでオススメなのは、人形に向かって説明してみることです。 人形に向かって言葉に出して説明することで、理解度がより深まります。勉強に行き詰ったときのリフレッシュにもなるのでオススメです。

②耳をふさいでつぶやく!
耳をふさぐことで雑音がなくなり、自分の声が骨振動で伝わることで脳が活性化するそうです。 雑音がなくなることで、集中力アップにも効果があります。

③落書きで記憶力アップ!
あの人の顔は思い出せるけど、名前が思い出せない。。。こんな経験はありませんか。 これは、文字や言葉よりもビジュアル(イラストや映像など)の記憶に残りやすいために起こることなのです。 つまり、英単語や歴史の人物名などもただ文字を書いて覚えるのではなく、落書き程度に絵を一緒に書きながら覚えると記憶に残りやすくなります。 勉強に行き詰ったり、勉強が嫌いでやる気がでないという生徒は、まずは楽しく落書きをしながら勉強してみはいかがでしょうか。

「時間を有効に使うための効率の良い勉強方法」

まず最初におすすめしたいのは、「勉強する場所を変える」ということです。夏休みなどは暑い中ずっと同じ机に座って勉強をするので、どうしても勉強がマンネリになりがち。 同じ家の中でも、子供部屋からリビングに変えたり、図書館に行って勉強したりと、場所を変えることで気分がリフレッシュし、勉強効率が良くなります。 ぐだぐだ長時間やるよりも、短時間で集中してするほうが、記憶にも残りやすく、時間も有効に使えます。

2つめにおすすめなのが、「張り紙暗記法」です。例えば、トイレの壁に覚えたいことや問題を貼り付けておくことで、必然的に毎日目を通すことになります。 これを「顔を洗う→トイレ→朝食」という生活パターンにあわせて、覚えることを(洗面器、トイレ、食卓など)にそれぞれ貼り付けておきます。 それにより、覚えることが目に焼き付いて自然と覚えることができます。

最後は、「感情を動かして勉強する」ということです。 ほとんどの人が経験からわかると思いますが、楽しかったことや嬉しかったこと、驚いたことなど強い感情の動きを伴う経験は、後々までよく覚えています。 これは勉強でも同じことが言えます。少しでも面白ければ、「これ面白いな~」とか、少しでも疑問に思えば、「なんでだろう?」と、少し大げさにリアクションを取ってみてください。 このときの感情は、ネガティブなものよりも「楽しい」「面白い」というポジティブな感情のほうが効果があります。 感情を入れて勉強することで、記憶にも残りやすくなりますし、そんな自分が少し笑えて楽しくなりますよ。 是非一度、試してみて下さいね。

「覚えられないのは復習のタイミングが問題?」

なかなか覚えられない。ということには様々な理由は考えられますが、その一つとして【復習の仕方】に問題がある方が多いようです。 ドイツの心理学者であるエビングハウスの実験結果によると、人の記憶は20分後におよそ42%を忘れ、1時間後でおよそ56%、9時間後でおよそ64%を忘れ、その後少しゆるやかになり6日後にはおよそ76%を忘れてしまうそうです。 完璧に覚えたつもりでも、その後復習をしなければ、6日後には24%しか残っていないということになります。 逆に、忘れてしまう前に復習をすると、忘れていくスピードはゆるやかになり、時間が経過しても忘れにくくなるそうです。

つまり、家庭教師で授業を受けた後の復習が何よりも大切になります。 そして、一番大切なのは【いつ復習するか】です。 その日に習ったことは、なるべく24時間以内に復習するとベストです。

ただ、家庭教師で指導をした後に、ワークを何ページやりましょう!というのは気が引ける生徒様もいらっしゃると思います。 そんな生徒様は、まずはその日にやったノートやテキストを、寝る前にパラパラっと見直すだけでもOK。 それだけでも効果が全然違います。もしできる方は、朝起きたときにもう一度見直しして下さい。そこまでできれば、定着度がぐっとあがりますよ。

「歩きながら暗記しよう!」

歩きなら暗記すると聞いて、不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。 しかしながら、歩いている最中というのは、実は暗記の絶好のタイミングです。 人は運動をすると、全身の血行がよくなります。 それにともなって脳の血行もよくなって、脳の機能が高まった状態にあります。 このことも歩きながらの暗記が有効な理由のひとつですが、それだけではありません。 人は運動時や場所を移動しているときには、記憶の中枢である海馬から「シータ波」という脳波が出てきます。 この脳波が出ているときは、脳が最高の記憶力を発揮できる時なのです。

この方法を使えば、部活に行く途中や塾に向かう途中など、空き時間を有効に活用することができますよ。 ※事故にはくれぐれも気をつけてください! 是非試してみてくださいね。

「超簡単!少し変わった暗記方法!」

【暗記方法1】爪をぎゅっとおしながら暗記する
覚えたい内容を小声で唱えながら、指の爪を押していきます。 親指からスタートして、人差し指、中指、薬指、小指と、順々に押していきます。 指先と脳は直結しているので、指先に刺激を与えることで頭の回転を大きく上げることで暗記しやすい状態になります。

【暗記方法2】利き手でないほうの手を動かしながら覚える
この利き手では無い方の手を意識して絶えず動かすことで、右脳も左脳も両方とも活性化され暗記効果に影響を与えます。 ちなみに動かすと言っても、変に力んで動かすのではなく、指先で机などをトントン、トントン叩くだけでいいそうです。

【記憶力を高める食べ物とは?】

例えば、「記憶力を高めてくれる食べ物を食べる」。それも一つの暗記方法です。
■記憶力を高める一番有名な食べ物といえば「イワシ」です。
「イワシはIQを高める」という話は聞いたことがありませんか? イワシなどのDHAを含む魚には、記憶力を高める効果があるといわれています。 ただ、すごさはそれだけではありません。 魚に含まれる、「活性化剤DMAE」という成分が記憶力の向上に大きく貢献すると化学的に証明されています。 乳幼児にこのDMAEを摂取させた結果を分析したところIQの向上、集中力の向上、精神状態の落ち着き、そして、記憶力の向上が証明されたそうです。

■その他にお勧めしたいのは「ライ麦パン、小麦、カシューナッツ、ごま、大豆、ピーナッツ」です。
これらの食べ物には「グルタミン」という成分が含まれています。 グルタミンは記憶力の向上のみでなく、イライラしずらくなるなど、気持ちを落ち着かせる作用があります。 さらに糖と同様に脳の直接のエネルギーとして利用されるので、集中力の向上にも作用があることが実証されています。

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受験勉強の仕方や試験当日の心構え

「過去問題の活用方法」

過去問を活用する上で大切なのは、志望校の出題傾向を分析することです。 分析すべきポイントは以下の3つです。

①提示される問題の傾向
②求められている問題のレベルはどのくらいか
③志望校レベルと自分の学力の差はどのくらいか

この3つを分析することで、志望校に向けてより効率的な受験対策が可能になります。 難問をどんどん解いていくことだけが、必ずしも合格につながるわけではありません。 基本をしっかり学んで、過去問を分析していけば、本当に合格に必要な勉強がわかってきます。 過去問題を有効活用して、受験を優位に進めましょう。

「試験前日~当日までの過ごし方」

■試験前日
◎いつもと同じ生活を心がける
試験前日だからといって、あえて早く寝ようとしたり、特別なものを食べたりすることは厳禁です。 試験当日になるべくリラックスして臨めるよう、いつもと同じ生活リズムを意識しましょう。
◎持ち物は前日に準備する
「受験表」や「筆記用具」などは、必ず前日に準備してください。 当日の朝はなるべくゆったりとした気分で家を出ましょう。

■入試当日
◎朝食をしっかり摂る!
とくに脳のエネルギー源になるブドウ糖を、炭水化物の形でしっかりと摂取してください。 果物の果糖よりも、白米などの炭水化物のほうが、少しずつ血糖値が上がっていくので、集中力が長持ちしやすいです。
◎時間に余裕を持って試験に臨む!
試験会場には、早めに行って下見をしておくと心が落ち着きます。 当日の渋滞や交通機関の遅れなども考えられるので、時間に余裕を持って出発しましょう。

■試験中
◎わからない問題があってもあわてない
自分の苦手な分野から出題されたり、解らない問題が出題されたからといって焦る必要はありません。 入試は100点満点をとらなければ合格できないというわけではありません。わからない問題が出るのが当然です。 そんなときは「自分がわからない問題は他の子もわからない」くらいの心のゆとりが大切です。 もしわからない問題が出た場合は、飛ばして先に解けそうな問題を解きようにしましょう。
◎一呼吸おいてから解き始める
「試験開始」という声がかかったら、すぐにテストをめくって解き始めるのではなく、一度深呼吸をしてから始めましょう。 心に少し余裕を持って試験に臨めますよ。
◎休憩時間に終わったテストの話をしない
休憩時間などに答え合わせしたり、前の時間のテストの話はしないようにしましょう。 周りにとっても自分にとっても良くありません。 自分だけでなく、友達とも事前に「テストの話はしない」と約束しておきましょう。

「試験当日に緊張をほぐす方法」

(1)手足や全身をぶらぶらさせる
この方法はスポーツ選手もよく取り入れています。 水泳選手がスタート前に手足や首を廻しているのを見たことがありませんか。 これは、全身をリラックスさせて血流を良くするために行っています。 それにより、ムダな緊張や体の硬直を抑えることができます。

(2)逆に全身に力を入れる!? 緊張しているときは、どうしても全身が堅くなりがちです。 それを感じてリラックスしようと試行錯誤しますが、なかなか収まらないことがあります。 そんなときは、逆に思いっきり全身に力を入れましょう。 その後、一気に全身の力を抜くと、体の力が抜けてリラックスできますよ。

(3)足を温める 足は「第二の心臓」と言われ、ふくらはぎから足先にかけては、血流を上半身に送りかえすポンプの役割を果たしています。 足を暖めることにより、全身の血流が良くなりリラックスができます。

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各教科ごとの勉強方法

「計算ミスをなくす方法」

おすすめなのは、「計算ミスしたところをノートに書き留めておく」ことです。 それをすることで、自分のミスの傾向や癖がわかるようになります。 そして同じような問題が出たときに、自然とミスをしないように意識して解くようになり、自然と計算ミスは少なくなります。

もう一つおすすめしたいのは、「テスト用紙の裏にもう一度解いてみる」ということです。 テストで、どうしても答えに違和感があるときや時間が余ったときは、もう一度テストの裏に書いてやり直してみましょう。 時間はかかりますが、計算ミスをなくせる一番確実な方法です。是非一度、試してみてくださいね。

「英単語の覚え方」

おすすめなのは、【接頭語】の意味を覚える方法です。 接頭語とは、単語の初めについている2~5文字程度の英語のこと。 実は、これを知っているだけで、単語の意味が覚えやすくなるのです。

たとえば【fore】という接頭語の例を見てみましょう。 【fore】には、「前に、前の、あらかじめ」という意味があります。
これを接頭語として持つ単語の例を挙げると、
■forecast  ・・・fore=あらかじめ + cast=投げかける、投じる → あらかじめ投げかけておく=「予測する」という意味。
■forenoon  ・・・fore=前の + noon=昼 → 昼の前 → 「午前の」という意味。
■forefather  ・・・fore=前の + father=父 → 前の父 → 「祖先の」という意味。
このように、【摂頭語】を知っているだけで、知らない英単語でも意味が解るようになります。

「国語の点数を上げる方法」

おすすめしたいのは、「解説を上手に利用する」ということです。

まずは、お手持ちの教科書に合わせて構成された、「教科書準拠テキスト」を用意し、一通り解いてみます。 その後の答え合わせの時に、誤答した問題はもちろん、正答した問題に関しても解説をしっかりと読んでください。 「解説」というのは、「なぜその答えになったか」という理由を書いてくれているので、国語の勉強にはとっても役に立つのです。 これをしっかり理解することで、その文章の言いたいことや主張したいことがわかります。 そのポイントがわかれば、違う問題が出題されても対応しやすくなります。

多くの方は、「この解説を読む」ことをおざなりにしているため、本当の国語力がつきません。 解説をしっかりと読みこむことで「どうしてそういう答えになるのか」という確たる理由がわかります。 それをつみ重ねることにより、学校の定期テストはもちろん、文章そのものを理解する「読解力」の強化にもつながります。

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効率良く勉強するタイミング、場所

「勉強はご飯前が効率的!?」

勉強をがんばっているのになかなか成果がでない…。こんな相談をご家庭様からお話いただくことがあります。
このような場合、様々な理由が考えられますが、そのうちの一つとして「やったことを忘れてしまう・記憶に残らない」ということが考えられます。 そんな生徒にお勧めしたいのは「ご飯前に勉強をしてみる」ということです。

東京医学部総合研究所のジョウジョウバエを使った実験により、「空腹になると記憶に関わるたんぱく質が活性化される」ということが判明しました。 これは人間にも当てはまる事例だそうです。 つまり、「通常時よりも空腹時のほうが記憶力が上がる」ということが科学的に証明されたのです。

「効率が良い勉強のタイミングとは?」

いつも同じ時間にやっているが「勉強に集中できない」とか「記憶に残らない」というような方にオススメしたいのは「お風呂に入った後に勉強をする」ことです。

お風呂にはストレス解消とやる気アップの効果があります。 ゆっくり湯船につかることで、疲れやストレスが軽減されるだけでなく、脳がリラックスした状態になります。 リラックスした状態や幸せな気分のときは脳の働きが活発になります。 つまり、お風呂に入った後の時間は、非常に脳が活性化している状況なのです。

前回はご飯の前に勉強をすると良いとお伝えさせていただきましたが、ご飯を食べずにお風呂だけ入って勉強をする、ということは難しいかも知れません。 そのため、休みの日にはご飯前の勉強を心がけ、平日はお風呂後の勉強を心がけるという使い分けもできそうですね。 工夫してみてください。

「指導場所を変えれば効率も上がる!?」

オススメしたい方法は、リビング勉強法です。

人が周りで動いたり、雑音などもありますが、一人でやるときよりも淡々と勉強するようになった。 というお声をたくさん頂いております。 少なからずだれかに見られているという意識があるので、それがプラスに働いているようです。 ただ、リビングといってもテレビや音楽などは流さないように注意してください。 お子様の集中力を欠く要因となります。 同じ空間で勉強することで、家族の間にコミュニケーションも生まれるので一石二鳥です。

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教科書・問題集・ノートのコツ

「問題集の選び方」

■問題集のレベルを確認する
お子様の成績アップのためには、“お子様のレベルに合った問題を取捨選択する”必要があります。 お子様のレベルに合った問題集を使うことで、レベル以上の問題や簡単すぎる基礎問題を省略し、効率よく勉強を進めることができます。 また、必要以上に難しい問題に手を出すことで、お子様の混乱を招くといった事態も防ぐことができます。

■お使いの教科書に対応した問題集を選ぶ
問題集の中には、「教科書準拠」のものがあります。 この問題集は、出題される単語から出題形式まで、お使いの教科書に合わせて構成されています。 そのため、学校の定期テスト対策をしたい!という方や、内申点アップをしたい!という場合は、この「教科書準拠」の問題集を選ぶのがお勧めです。

■目的別に問題集を選ぶ
現在のお子様の状況・要望に合った問題集を選ぶことが大切です。 ・応用問題に強くなりたい → 応用・発展問題が豊富な問題集 ・内申点を上げたい → 教科書準拠の問題集 ・受験に向けて、3年間の総仕上げをしたい → 3年間のまとめテキスト といったように、目的に合わせたものを選ぶことで、より効率的且つ効果的な授業が可能になり、お子様の成績アップにつながります。

「少し変わった教科書の使い方」

「授業のポイントをノートではなく、教科書に書き込む」ということです。 独自高校入試を除く公立高校の試験及び、センター試験は教科書(学習指導要領)からの出題が100%です。 つまり、教科書の内容をしっかりマスターしてさえいれば、ほとんどの試験で100点に近い点数を取ることができるのです。

ノートを取ることは大切ですが、板書されたことをすべて書き写していくと、それなりのページ数になり、教科書と併せて復習すると莫大な時間を要します。 また、ノートの内容だけに気をとられ、「教科書の内容をマスターする」という本質を見失いかねません。

教科書に直接書き込むことで、それらを防ぐことができます。 それに加え、復習の際、教科書を読むと同時に補足の知識も復習することができますし、何よりも教科書の内容だけに焦点を絞ることで、無駄な暗記の時間や手間を省くことができます。 教科書を上手く活用することで、より効率よく点数アップにつなげることができますよ。 中学受験生の場合も、塾のテキストなどに書き込んでいくことで、同様の効果が期待できます。

「ノートのまとめ方」

小学生~高校生までほぼ全員が使うノート。ほとんどの方が、学校の先生が黒板に書いた内容をそのまま写す。 そんなやり方になってしまっているのではないでしょうか。 たしかに、学校の先生も書き方を工夫して、わかりやすいように書いていると思います。 ただ、それを書き写すだけではただの作業になってしまいます。

大切なのは、「先生が教えてくれた内容を1度自分の頭でまとめ、それを自分の言葉でノートに書く」ということです。 一度自分の頭で整理してから書くことで、後で見直しをしたときに見やすいことはもちろん、授業時間内での定着度が格段にあがります。 授業中に内容を覚えることができれば、家での勉強時間も別に確保できます。

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その他、効率の良い勉強方法

「テストの結果が出た後が大切!」

テストの結果で一喜一憂するのも良いですが、最も重要なのは「テストで間違えた部分をしっかり確認・理解すること」です。 学校の先生から返された答案は、是非担当の家庭教師にお見せ下さい。 教師と一緒に、弱点をしっかり確認していくようにしましょう。

テスト等で間違えてしまった問題をまとめる、“間違いノート”を作っている生徒さんも多いと思います。 “間違いノート”は、次のテストや受験の前に、自分の弱点をすぐにおさらい出来るという利点があります。 ただし、色を何色も使って凝ったノートを作る必要はありません。 2~3色で自分がわかり易い(視覚的に覚え易い)ノート作りを心がけると良いでしょう。

「生徒さんをやる気にさせる褒め方とは?」

愛知県岡崎市にある生理学研究所の実験によると、右利きの男女48人に左手でキーボード打ちの練習を12回させたところ、 自分が誉められる映像を見た人は、見てないグループの14%の向上率に対し、約20%多く打てるようになった。というデータがでています。 この研究により、「誉められること」はモチベーションアップだけでなく、人間の身体や脳に良い影響を与えることが証明されました。 言い換えると、「褒められた方がより記憶に定着し効果的に学習できる」ということなのです。

■イメージが浮かぶような誉め言葉』を使う
良かった行動の例をあげて、具体的にどこがどう良かったかを伝えて見てください。 たとえば、「テストの点数はあまりよくなかったけど、最後までがんばって努力したね」と具体的に誉めることで、「なるほど。努力することが大事なんだな」と、イメージすることができます。

■『人を介して誉める』
直接、誉められるのもうれしいですが、「お父さんがあなたのことを誉めていたよ」など、第三者を介して言われると、違う種類のうれしさを感じると思います。 また、間に立った人も、誉めていたことを相手に伝えることで、頭の中がプラス思考になります。一石二鳥ですね。

■余計なことを付け加えない
たとえば、お子様がテストで95点を取ってきたとき、「よくがんばったわね!」の後に「次は100点を目指そう!」など、余分な言葉をつけてしまっていませんか。 お子様は誉められれば、次もがんばろう!となりますが、最後の一言でやる気を失ってしまう可能性があります。 誉めるときは誉める。叱るときは叱る。このメリハリも大切です。

「眠気をさます方法!」

①ツボを刺激する
手の中指側面の爪の生え際あたりを強めに刺激してください。 ツボが刺激されて、目が冴えてきますよ。周りにも気づかれずにできるのでおすすめです。

②耳を引っ張る
眠いなと感じたら、耳を引っ張ってください。耳の付け根を刺激することで眠気が覚めてきます。 耳の周りには多くのリンパ腺が集中していて脳への血流もよくなります。

③深呼吸をする
鼻で息を大きくすって口から出してください。 何度も繰り返すことで新鮮な酸素が脳に届き、頭が活性化します。

④両手をグー・パー・グー・パーと繰り返す グー・パーを繰り返すことで、醒・感覚などの機能を制御している脳の脳幹網様体を刺激します。 その結果、眠気が抑えられ集中力が高まります。

「人より少ない時間で成果をあげるには?」

記憶の定着には復習・見直しはかかせません。 ただ、大切なのは【その復習・見直しをいつやるのか】です。

エビングハウスという脳科学者の実験データによると、人はその日に習ったことを24時間以内にもう一度復習することで、やったことの8割は記憶され、怠ると7割のことをたった1日で忘れてしまう! という結果が出たそうです。

【その日に習ったことはその日のうちに見直しをする】ということが重要なのです。

お問い合わせはフリーダイヤル0120-927-111(日祝除く 13:00-21:00)
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