
家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
家庭教師ファースト教育コラム勉強のコツ
中学校の授業が始まり、新しいことを覚えることが多くなったが、何とかついていけている。自分なりに予習復習をしているし、わからないところは残さずに先生に質問するようにしている。さあ、定期試験が始まろうとしています。覚えてるだけじゃどうにもならないから、問題集を買おうと思って本屋に行きました。しかし本屋にはたくさんの問題集があり、全部目を通すだけでも1時間はかかりそうです。時間を無駄にするのは嫌なのに、問題集は選べないどうしようといった経験が皆さんいちどあるのではないでしょうか?
実際暗記は大事ですし、暗記したものを予習復習する勤勉さも必要です。しかし、定期試験を頑張るという意味では実践で点数を出せなければ意味がないため、問題を解くという行為に慣れる必要があります。そういった際に買うのが問題集です。今回は皆さんが悩んだことがある問題集選びという観点で、オススメはぜひこのように選んでほしいという話をさせていただきます。
なお、勉強の事で困ったことがあった際には、是非私たち家庭教師にもご相談ください!
問題集についてのオススメを話す前に、皆さんそもそも問題集を買うということの理由・目的について考えたことがありますか?なんとなく問題集を買えば成績が上がるのではないかと思い、お金をかけて本を買ったけれども、ほとんど新しい状態のままオークションサイトに出品してしまうという経験もあるのではないでしょうか。今一度問題集を買う理由というのを考えてみて、その上で問題集選びを始めましょう。
問題集には様々な用途がありますが、その1つ目、基礎の部分としては授業を予習復習する際に使うという用途があります。普段授業を予習復習する際というのは、まずノートを見返して覚えるべき項目を確認し、何度も何度も覚えられなかったところを繰り返して覚えていく作業だと思っています。加えてノートを見返して自分が理解できなかったところというの洗い出し、後日先々聞き出してわからないところをつぶしていくというのが普通の復習だと思っています。
しかし新しいことを覚えるというのは、非常に難しいです。だからもともと与えられた情報というのは幅広く、できるだけ深く話されているため、どれが自分にとって本当に必要でどれが試験に出るのかということがなかなかわかりにくいです。
ここで役立つのが問題集です。なぜなら問題集というのは過去の全国から集められた問題をベースに、今回習った中でどういったところが問題の論点になりやすいのかということを集めたものになっており、また問題集を解くという事は自分の頭を使って正しい回答導くという行為なため、頭を使いながら暗記事項に触れることができます。頭を使いながら暗記科目に触れるという事は、効率が上がる一因になります。普段行っている予習復習の効率を上げるという意味でも、良い復習をより短時間でより効果的にこなすという意味でも、問題集を活用しての予習復習というのは推奨できます。
例えばここでは集中力という観点で比較して考えてみたいです。まず初めに授業後のノートを赤シートで読みながら、暗記をしていくというシーンを想像してみてください。何度も何度も暗記項目を確認し間違えてはチェックを入れたり、間違えた箇所を自分の中で覚えておいて覚えるまでやるという行為を繰り返している姿が自分の頭の中に浮かぶことでしょう。
これと問題集を活用した予習復習を想像してみてどちらの方が集中力が高いかというものを考えていきましょう。どうでしょうか?問題集を解いている時の方が集中力が高いのではないでしょうか。集中力が高いという事は、自分が頭の大部分を使って目の前の暗記項目に向き合えているという証拠であり、これは暗記効率の向上につながります。また問題集を使うことで先ほども述べた通り論点が限定されるため、そもそも向き合うべき暗記項目も限定されてくるということが、1段階、自分の勉強効率を上げてくれます。
もう一つの用途は、定期試験の対策をするためです。先ほど述べた表と比べるとこちらの用途の方が、問題集の使い方としては一般的かと思います。定期試験の直前は、今まで予習復習の際に行ってきた新しく習った事項を暗記するという作業とは違い、問題に慣れるという要素も入ってきます。
問題に慣れるためには、長年研究されてきた定期試験に出そうな論点を確認する、そしてその論点を問題にした際にどのようにしてその問題向き合っていくのか、という2つの点に関して慣れていく必要があります。そういった点で教科書の出版社や、一般の書籍外車が長年かけて研究してきた成果をまとめた問題集というのは、勉強効率を上げるという点では非常に有用だと考えています。
ここで1つ疑問として浮かび上がってくるのが、学校で配布される標準の問題集では足りないのか、ということです。例えば、英文法等に関しては、学校でも多くの文法書が配られますし、それに対応した問題集等が配られます。
また地理等であれば、練習帳などのワークブックと問題集の間のような本も配られますし、その冊数はかなり多くなると思われます。
ではなぜ、追加で問題集を買う必要があるのでしょうか?これは学校で配られた標準の問題集というのは、あくまで学校で配られた教科書に沿って習った事項をきちんと理解できるかを確認するための問題集であり、定期試験の点数を上げるという目標では作られていないためです。もちろん標準の問題集をやるだけでも、既習事項の確認になるのですから、点数自体は上がります。
しかし、勉強効率を上げるサポート道具という面では、全てを網羅している標準の問題集より、試験によく出る論点をまとめた問題集や、試験によく出る形式を出題した問題集をこなす方が、点数を上げることに直結した勉強ができます。
そこまで勉強効率ということにこだわる必要があるのか、また論点だけに勉強を集中させてしまい、他のことを勉強しないがために不便が起こる事は無いのか、という懸念もあるでしょう。もちろんそこで省いてしまった要素から試験問題が出題されるという可能性も捨て切れないないですし、教養的な面で言えば、全てを勉強することが正しいと思います。
しかし、勉強効率というのはそれ自体にも大きなメリットがあるのです。勉強効率を上げるという事は、自分にとって自由に使える時間が増えるということです。それは自分が欲する教養を追加で自由に学ぶことができる時間が増えたり、定期試験の点数を上げるという目標を持っている場合を考えれば、よく出題される論点に対して理解度を上げる時間が与えられ、どのような深い問題にも対応することができる対策時間を設けられる、という考え方もできます。
出るかわからない分野に対して、均等に時間を配るのではなく、出題される可能性の高い分野に、すべての時間を投入し、その分野で最高点を出すというのは、「点数を最大化する」という目標に対しては、最適な方法だと考えています。そういったサポートをしてくれるのが、試験勉強のために活用する問題集であり、問題集の大きな要素の1つです。
最後の用途は、高校入試に向けて問題集を使って対策するということです。これは一般的な言い方をすると、過去問を使うであったり、入試類似問題集を解くということに当たります。
入試問題というのは、学校によって特徴が非常に異なり、それに慣れていくことが合格の1つの鍵になると考えられます。そういった点で、問題に慣れるという要素が、定期試験よりも大きくなり、より多くの高校の問題を、多くの年度こなすことが重要になってきます。
そういった意味で、最初に行っていた暗記事項の確認であったり、その理解という範囲から抜け出して、問題に慣れるという要素に自分のリソースをすべて割いて行く必要があります。そういった点で、問題集を活用するというのは必須であり、それがメインの対策になってきます。
数学・理科の勉強する上で、最も重要な事というのは、演習をするということです。この2つの科目は、授業で学んだ公式や、基礎的な部分がそのまま出題されるという事は少なく、それらを応用して回答を導き出すということが、問題の主題になってくる場合が多いです。
そのため、問題形式を頭に入れるということであったり、回答する際のパターンのようなものを頭の中に注ぎ込む必要があります。そういった点で、これらの科目で点数を上げる場合には、演習をより多くこなす必要があり、その中でもパターンを幅広くこなすという点に重点を置くことが大切です。
では、この問題を選別する際のパターンを幅広くこなすという事は、どういったことを指すのか、について話します。そもそも、この2教科で出題されるような問題というのは、数字を変えただけのような問題というのが数多く存在します。そして、そのパターンを増やしてきたのが、これまでの数学・理科の問題であり、現在ではパターン数だけが非常に増加しています。
しかし、増加したといっても、もともとが少ないため、極論を言ってしまえば、そのパターン全てを把握してしまえば、高得点が取れるのです。そのパターンを多く知るというのが、問題パターンに幅広く触れるということであり、それぞれのパターンについて2段階も3段階も踏み込んできた問題にも対応できるようにするのが、問題を深くまで理解するということです。こうした観点で、数学・理科の問題に触れてみる事は、必ずこの2教科の得点向上につながることでしょう。
ではここから、具体的に問題集を選ぶコツについて話していきます。これまで演習に慣れることが重要と数学・理科についてお話ししてきましたが、演習に慣れるというのは、大きく分けて3段階に分かれています。
1段階目は、基礎を固めるということです。これは初めて学んだ新出事項に対して、授業が終わった直後のことを指し、まだ基礎が不安定な状態を指します。その際は、問題をうまく活用しながら、暗記も並行してこなし、基礎的な公式や原理について慣れていくことが先決になります。
2段階目は、応用に慣れるということです。先ほどもお話ししたように、基本的に数学・理科の問題というのは、基礎部分についての出題は少なく、むしろ基礎を応用し、ある答えを導き出すという種の問題が多いです。この問題パターンをできるだけ頭に入れ、一般的な問題であれば解けるようにするのが、2段階目に当たります。
最後の3段階目は、これらで学んだことを実践レベルに落とし込んでいくことです。実践レベルというのは、学生生活の最終的な目標である高校入試に合格することです。2段階目で学んだ応用例というのは、あくまで一般的な応用例であり、入学試験を突破できるような難易度の高い応用問題は出ていません。
入試というのは、応用例をいつも組み合わせて、1問に集合させたような問題が多く、これを解けるようになるためには、応用例を理解するだけでは足りません。
むしろどのような応用例と応用例がどのように組み合わされる可能性が高く、そういった問題に対してどのように対処すれば良いのか、ということに対しての自分なりの方法論を見つけることが重要になっています。
これらの3ステップの段階があると踏まえた上で、まずは自分がどの段階に入るのかということを考えましょう。1段階目であれば、それはきっと進出事項の授業の直後でしょうし、2段階目であれば新しいことを学んだ後、初めて問題を解く段階である可能性が高いです。3段階目はきっと、目標になる模試や入学試験が近い状態であり、少し焦りを感じているかもしれません。
そういった定性的な分析でも構いませんので、自分がどの段階に入るのか、ということを明確にしましょう。
この3段階には、それぞれ適した問題集があります。例えば、1段階目の基礎を固めるという点では、例えば教科書ワークのような、教科書に準拠して公式を確認する問題集があります。
2段階目の応用例に慣れるという点では、意外と学校で配られる標準の問題集などが、既習事項を網羅できていたり、レベル別問題集等も一般的な応用例から紹介してくれているため、自分の知らない応用というものをしらみつぶしに確認することができるでしょう。
最後の3段階目の、実践レベル持っていくという話に関しては、入試対策本がそのメインとなっています。例えば、青チャートなどのような入試問題を題材にして作り上げられている問題集というのは、この分野に所属する代表的な問題集だといえます。
ここにあげてわかるように、実際に2段階目に入る生徒さんが、3段階目の問題集をいきなり解くのは目的にも合っていないですし、効率が悪いです。また逆に、3段階目に入る生徒さんが1段階目にある問題集を解くというのは、時間の無駄になる可能性が高いとわかるでしょう。そういった点で、まず自分がどの段階にいるのか、ということを明確に把握し、その上で自分の目的に合った問題集というものを見つけ出すことが問題集を選ぶ際の大前提となります。
国語・英語というこの2教科は、暗記事項の量と必要な演習量が半分半分位の教科です。例えば、英語を題材にして話せば、英語の問題を解くためにはそもそも膨大な量の単語や文法を暗記しなければなりません。一方で、単語や文法がそのまま問われる問題というのは、全体の2割程度であり、ほとんどはそれらを応用した英作文であったり、和訳問題であったり、それらを総合した英語長文読解であったりします。国語もそれは同様であり、古文や漢文などは特にその傾向が強いです。
これらのような教科を対策するうえで重要な事は、どちらか一方に偏らないということです。暗記・演習それぞれが重要であり、それぞれがどちらもこなされなければ、点数に大きく影響してしまう要素です。暗記をサボってしまえば、それを応用した演習はもちろん解けないですし、暗記をがんばっても演習を怠ってしまえば、点数の大半を占める演習問題を落としてしまいます。そういった意味で、これら2つはバランスよく行わなければならないですし、2つの要素が重要になってきます。
こうして注意喚起を繰り返しているのは、往々にして、この2教科の点数が伸びない生徒というのは、暗記あるいは演習のどちらかに、自分の好みがあるためです。例えば、「暗記科目が好き」と言っている生徒は、大抵の場合、この2教科は点数が伸びていません。なぜなら、国語と英語を暗記科目だとみなしており、英単語や古文単語などを暗記していれば、点数が伸びると思っているからです。英語を題材に、その一例を考えてみましょう。
皆さん実感があるかもしれませんが、よく難しい英語の長文問題を解いている人の中で、今回は知らない単語が多いから、点数が伸びなかったと言っている生徒が多いのではないでしょうか。
因果関係は置いといて、確かに知らない単語が多いと、英語長文を読むにしても、意味が理解できないですし、点数が伸びない原因は、知らない英単語が多かったとも言えます。
しかし、この話をよく考えてみると、英単語の中には知らない英単語があっても当然であることがわかります。なぜなら、受験生が勉強している単語数というのは限定されており、例えば多くの受験生が使っているターゲットという教材を題材にして考えてみれば!受験生が覚えている語彙というのは1900語に限られているわけです。
一方で、この世の中に存在する英単語というのは、はるかに多く、例えばオックスフォード英英辞典に掲載されている英単語数というのは、軽く600,000語を超えます。1900語に比べて、比較にならないほど多く、知らない単語が英語長文の中にあるというのが当然だということが伝わるでしょうか。
これは、演習を通して知らない単語があるという状況に慣れなければいけない、ということを示唆しており、英語がただの暗記科目ではないことを指しています。
では、実際に勉強する際には、どのようにバランスをとっていけば良いのでしょうか?
これはいたって単純で、必ず新出事項に対する勉強方法というのは、暗記を行ってから演習に移るという順番が決まっています。そのため、学校で習う度、必ず最初に暗記事項を暗記しきり、その上で該当分野の演習を行う、という手順を踏んでいくことが具体的に実行すべき勉強方法です。そうすることで、必ず覚えるべき事項は暗記することができますし、それを後々演習という形で確認することができます。
また、同時に演習慣れをすることができるため勉強に置いて演習をする目的というものも満たしています。またここで重要な事は、演習をしている中で覚えていない暗記事項が見つかった場合は、即座に暗記に戻るということです。暗記あっての演習であり、暗記できていない部分が見つかった上で、演習をする意味は無いからです。これらの原則を守っていくことで、必ずバランスよく勉強ができ、着実に2教科の点数を上げることができます。
前提として、社会という科目は、暗記を中心とした科目です。これまでの4教科と異なり、演習慣れという要素が薄れてきます。
では、社会を勉強する上で重要な要素とは何でしょうか?それは問題集にとらわれないということです。先ほど書いたように、社会という科目は演習慣れという要素が薄れてきます。一方で、問題集というのはその名の通り、問題が集まった参考書であり、問題を解くために存在しています。そもそも問題を解く理由というのは、問題に慣れるという目的が必ずあり、演習慣れという目的がなくなれば、1つ演習を行う理由が減るのです。
では、演習慣れという目的がなくなった際には、どういった理由で問題集を使うのでしょうか?それは問題を通して、どういった観点で暗記を行っていけば良いのか、という確認と、暗記をするといってもその対象範囲が非常に広いため、その中でどこを暗記すれば良いのか、という取捨選択の1つの基準として、問題集を活用するということです。
例えば、社会の教科書を開いてみたことを想像しましょう。一面に、文字が書いてあると思います。所々太文字で強調されており、重要単語であることが示されています。しかし、果たして暗記をする際に、その重要単語だけを覚えていればいいのか、それとも教科書の端っこに小さく書いてある単語まで暗記する必要があるのか。どれが重要単語で、どれが重要単語でないのか、ということを選別する判断基準が、一般学生である生徒さんにはありません。
しかし、問題集を買うことで、問題になるような点はどのような点なのか、またどのような暗記をすれば問題集に載っているような問題に対応できるのか、という1つの指針を立てることができます。こういった指針は重要であり、間違った勉強方法を実行しない、1つの保険にもなります。
そのため、暗記の段階から問題集を開く必要があり、問題集を買うタイミングというのは、できるだけ早いに越した事はありません。そういったことを踏まえた上で、次の3段階の勉強方法を実行していきましょう。
社会科目での問題集の活用方法は、3段階に分かれています。1段階目は、問題になりやすい論点を確認するということです。これは上記でも述べた通り、教科書を読んだうえで単純暗記をするとなると、その対象範囲は無限に近く、どこまでを覚えて、どこから覚えなくて良いのか、という判断基準が皆無に近いです。
問題になりやすい論点というものを絞り込む事は、非常に有用であり、むしろ論点を絞りこまなければ、勉強の最初の段階である暗記を実行できないとまで言えます。そういった点で、暗記をする前に問題集を開き、第1段階として論点を確認するというのは、必須のステップだといえます。
第1段階の問題集として、適している問題集というのは多くあります。なぜなら、問題として出題されているのであれば、どのような問題を集めていても良いためです。強いて言えば、自分が今勉強しているのは何のためか、ということを考え、その目的に最も近い問題集を買うのが良いでしょう。
例えば、学校の定期試験対策をしているのであれば、定期試験対策用の問題集を購入し、中身を確認します。入学試験の合格を目標としているのであれば、入試対策用の問題集を買い、その論点を確認するのが良いでしょう。問題集を解くのがめんどくさいという方には、問題集を購入した上で、その解答集に書いてある重要語句のまとめのようなものを読むと簡易的ではありますが、その論点がわかりやすく書いてあります。
第2段階は、演習に慣れるという要素です。先ほど社会科目には、演習慣れという要素が小さい、と言いましたが、あくまで小さいだけであり、きちんとこの要素は存在しています。
例えば、社会科目の問題というのは、暗記しているかどうかを確認をされますが、その確認方法が多岐に渡ります。例えば、歴史に関して年代がランダムに並べられているものを、正しい順序に並べ直すものや、間違った説明と正しい説明を選別する問題など、問われ方に特徴があります。こういったものは、理論的には暗記すべき事項を、きちんと暗記できていれば全問正解できますが、演習形式に慣れていなければ、凡ミスをしてしまう可能性もあります。
そういった意味で、対策の一環として演習慣れという要素も入ってきます。この段階の問題集として適しているのは、例えばレベル別に分かれている問題集等でしょう。論点を確認し、暗記をしただけの段階では、まだ知識の定着度に不安が残ります。また、人によって、第1段階でどの程度暗記できているのか、というのは、個人差が出てくるため、個々人に適したレベルの問題を解くことができるレベル別問題集が適していると考えられます。それぞれが自分に合ったレベルの問題集を使い、その中で問題形式に慣れていくことで、だんだんと次のレベルへと進むことができるようになり、加えて実践的な練習にも生かすことができます。
最後である3段階目に行うべき事は、理解度を確認するということです。ここまで論点を確認し、演習に慣れてきて演習をする準備は整ってきました。
しかし、総合的な力の付け方というものが確認できておらず、これを試すことができる問題集を用意する必要があります。理解度を確認すると一概にまとめていましたが、理解の度合いというのは、自分が目標としている勉強の到達点から見て、どの程度進捗しているのか、という進捗度合いの指標でもあります。
そのため、暗記事項をどれだけ覚えられているのかという確認だけではなく、例えば模擬問題のようなものをやったら、どの程度正答できるのか、という正答率のようなものも重要になってきます。この段階で使うべき問題集というのは、例えば入試を目的としているのであれば入試問題や、入試模擬問題のようなものになってきますし、定期試験を目標としているのであれば、その学校の定期試験の過去問題や、出題されやすい問題を集めた問題集などが、その指標を図る上で使うべき問題集になります。
ここまで述べてきたように、社会科目の勉強段階というのは、3段階に分かれるため、それぞれに適した問題集が必要になります。具体的に、問題集名を指示はしていませんが、かなり問題集の系統としては絞り込んでおいたので、それを参考にした上でどの問題集が自分にとってやる気を上げるようになるか、分かりやすいか、吟味し選んでみてください。
皆さん、いかがだったでしょうか?このように、問題集の選び方という観点について話をする際には、そもそも教科によって勉強方法が異なるため、問題集の選び方もそれに応じて変わってきます、問題集を選ぶという観点だけでなく、その教科に合った勉強方法というものも、この記事で少しは紹介できたと思うので、それを参考に効率よく点数を上げていってみてください。この記事が、皆さんの目標とする勉強の到達点に近づく足がかりになれば幸いです。
なお、勉強の事で困ったことがあった際には、是非私たち家庭教師にもご相談ください!
現役一橋大ライターU
家庭教師ファースト登録家庭教師。一橋大学 商学部在学。塾講師の経験もあります。