家庭教師ファースト教育コラム大学受験
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「過去問をいつ解き始めるのか」「どのようにして使えばいいのか」など、過去問に対してさまざまな疑問を持っている方もおられると思います。そこで今回の記事では、過去問の使い方、使う時期、過去問を解く量など、過去問の活用法について徹底解説をしていきたいと思います。よくやりがちな、してはいけない活用法などもまとめたので是非最後までお読みください。
なお、勉強の事で困ったことがあった際には、是非私たち家庭教師にもご相談ください!
過去問の活用法でよく言われているのが「過去問は受験直前の腕試しとして解かないでおき、市販の問題集で力をつけてから解く」と言ったものだと思います。確かにこの考えには正しいところもあります。過去問を残しておけば、受験期の最後に、何もすることがないという状態がないという状態を避けることはできるでしょう。
しかし筆者はこの方法をお勧めできません。なぜなら「勉強方針が立てられない」、「復習の時間が取れない」、「過去問を解く量が足りない」といった3点が挙げられるからです。この三点を理解するために、大学受験の実態について、まずは詳しく説明していきたいと思います。
実は大学の2次試験は高校受験と違って、高得点を狙いに行くものではありません。大学によって目標点は異なりますが、例えば旧帝大であれば、5割半〜6割が合格点となることがほとんどです。(例えば筆者が合格したときの東大の合格ラインは、2次試験で5割ぐらいでした。)
大学に合格するときに、合格点から1点上で合格しても、100点上で合格しても、同じ合格には変わりありません。もちろん、取れるなら、高得点を狙ってもいいのですが、まずは、合格点である6割を基本的に狙っていくことになります。(いくつかの大学では8割が合格点など、非常に高い点数を求められることになります。この場合でも次に記述していく説明を適用することができます。)
それでは6割を狙うためにどのような勉強をすればいいのか、多分皆さんが気になっているのはこの点だと思います。この説明の前に、大学受験に出される問題の種類について説明をしていきたいと思います。
受験で問われる問題のレベルは、同じ大学の同じ教科であっても、問題ごとに異なります。私は受験で出される問題の難易度は4つに分かれると思っています。
1.基礎の基礎問題
2.基礎問題
3.基礎の組み合わせ問題
4.満点阻止問題
1.の「基礎の基礎問題」とは教科書レベルの問題です。難関大学でも全体の1割ぐらいがこのレベルが出題されることが多いです。この問題はほぼ全員が解けるので、差がつくことはない問題です。
2.の「基礎問題」とは、例えば数学では、青チャートやレジェンドなど、授業で使われる網羅系問題集のレベルの問題です。英語などでは、直訳さえできれば解ける問題などがこれに分類されます。基本的に全体の2〜3割がこの問題に分類されるでしょう。この問題もほぼ全員が解けるので、差がつくことはほぼないでしょう。
3.「基礎の組み合わせ問題」とは、数学では網羅系問題集に乗っている解法を2、3個組み合わせることで、解くことができるような問題になります。英語では直訳すると、日本語のニュアンスがおかしくなるため、意訳が求められるような問題になります。大体全体の4割ぐらいはこのレベルが出題されます。
4.「満点阻止問題」とは正直、解くのが不可能に見えるような問題です。数学では発想がそもそも思いつかない、解法が網羅系問題集にさえのってないぐらい珍しい問題がこのレベルに分類されます。英語では、難解すぎる英単語や、文法を訳す問題などが分類されます。大体2〜3割ぐらいがこの問題になるでしょう。
以上のように4つに分けられると筆者は考えています。ここで重要なのが①、②の比較的簡単な問題では差がつかないことです。そのため③、④で差がつくのであり、これらのレベルの問題がどのくらい解けるかが、受験の合否を決めると言っても過言ではありません。では③、④の問題はどちらが合格する上で落とせない大切な問題なのでしょうか。
結論から言ってしまうと④は全く解けなくて構いません。(というよりも、④を解こうとすることはお勧めできません。)なぜなら①、②を完全解答し、③を5割強取れれば、目標である6割に十分達することができるからです。そのため③をいかに解くことができるのかということが受験の合否を決める上で重要になってきます。
なぜ④の問題を解こうとするのがお勧めできないのか。理由は二つです。一つ目はコスパが悪すぎるからです。基本的に④の問題を特には、信じられないほどの知識がいるのです。例えば数学であれば、③を解くのに必要な知識の三倍は④を安定してとるために必要でしょう。英語であれば、③を解くのに必要な単語量の四倍近く④を解くのに必要になってきます。
そもそも④を解くには③を解くのに必要な知識が完璧でないといけません。③を完璧に解ければ、合格間違いなしなのにも関わらず、③を蔑ろにして④を解くための知識を蓄えようとするのは効率が悪すぎます。受験期は長いようで短いので、結局中途半端な知識だけを身につけて受験当日を迎えることになります。
またお勧めできない理由の2つ目は、受験本番での時間が足りなくなることが多いからです。これは大学によって変わるので一概には言えませんが、受験の制限時間は普通の人にとって完全解答を目指すにはあまりに短すぎます。そのため④の問題を解こうとすることで、簡単な①②の問題を解く時間を奪ってしまうことになります。
以上より④を解こうと試みることは絶対にお勧めできません。そのため③がどのくらい解けるかが重要になってきます。この③を解けるようになる勉強法は次の章で書きたいと思います。ここでは③の問題が重要、そして④は全く重要でないということを理解してください。
それでは「過去問を受験期の最後まで残しておく」ということがなぜお勧めできないのかを説明したいと思います。理由は、「勉強方針が立てられない」、「復習の時間が取れない」、「過去問を解く量が足りない」という三つだと先ほど述べました。
まず「勉強方針が立てられない」ということについて説明していきたいと思います。大学の入試問題というのは各大学によって出題パターン、そしてそれぞれの問題の難易度の「型」がある程度決まっています。例えば、数学であれば、数1Aから2問、数2Bから2問、数3から2問出題し、数1A、数2Bは簡単で、数3は難しい問題を出題するなどです。これは過去問を解かない限りわかりません。
先ほど述べた通り、重要なことは③を解けるように訓練することです。そのため④が出題されやすい分野は実はそれほど勉強する時間をとるべきではありません。そのため上の例では難しいからといって数3を勉強するのに時間を費やすべきでなく、むしろ数1A、数2Bの学習に時間を割くべきだという勉強方針が立てられます。
もし過去問を解いていないとどうなるか考えてみましょう。数3の問題が④のレベルの問題が多いということがわからず、必死に数3の勉強を別の問題集の度でしますが、受験直前になり、過去問を解いてみると、数3に時間を取った分、とるべき数1A、数2Bで点数を取れず、しかも時間をかけた数3も④レベルなので安定して点数を取ることができない…となってしまう可能性が高いです。
次に「復習の時間が取れない」ということについて説明します。受験期だから勉強する時間はたくさんあると思う方は多いかもしれません。矛盾しているようにも見えますがですが、確かに勉強できる時間はたくさんありますが、受験期終盤は意外と2次試験対策に充てることができる時間は少ないものです。
どういうことか説明すると、1月の上旬に共通テストがあります。そのため多くの高校は12月から共通テスト対策を行い始めます。さらに、12月から自習の時間はほぼほぼ共通テスト対策に費やされることになります。そのため、2次試験の勉強の時間は、わずかな時間しか取ることができません。また共通テスト後も、本命の大学だけでなく、私立大学もいくつか受けるとなれば、また私立大学の対策に時間を費やすことになり、なかなか本命の大学対策のためだけに時間を取ることはできません。
そのため、過去問を解いたものの、満足な復習をする時間が足りず、自分の実力を知ることはできただけで、学力は上がることがないということが起きてしまいます。そもそも正直、受験直前に自分の実力を知り、そこからどんなに勉強しても、学力を大きく上げられることはないです。自分の実力を知りたいのなら、実力が足りないとわかっても修正できる時期に行いましょう。
次に「過去問を解く量が足りない」ということについて書いていきたいと思います。受験直前に過去問を解くとなると、復習の時間も考えれば、解ける年数は多くて、5年分くらいでしょう。過去問は5年分解けば十分などという方もいますが、筆者はそうは思えません。筆者が思うに「過去問は最低15年分、できれば25年分以上は解きたい」と考えています。
なぜ過去問を多く解いたほうがいいと考えているのか。それは、過去問がどんな模擬模試や問題集よりも、本番の問題に近いものであるからです。もちろん10年以上前の過去問だと多少は傾向が異なっていたりするものがあるかもしれません。しかし、先ほど述べたように問題の「型」というものはそれほど変わることがなく、かつ受験生に求められている学力のレベルと言ったものが、その過去問に表されています。
過去問を解くメリットは③レベルの問題と④レベルの問題を見抜く力が鍛えられるという点もあります。当たり前ですが、受験本番は解答を見ることができないため、今解こうとしている問題のレベルを問題文だけで推測しなければなりません。そして、自分の推測をもとに、問題文の説く順番、かける時間を決めなければなりません。この訓練は過去問を使うことでしか行うことはできないと思います。
過去問でなく問題集を解くメリットは正直ないと思います。なぜなら問題集には発展問題として先ほど述べた③レベルと④レベルが混ぜられて載せられている場合がほとんどです。どれが③レベルでどれが④レベルのかを判別するのは、問題数と制限時間、そして目標点が決まっていない問題集の問題ではなかなか難しいと思います。
見出しを見て驚いた方も多いと思います。受験生は過去問を変に神聖化することが多いのですが、過去問というのは、結局、問題集とほぼ変わりありません。問題集と違うのは
(1)目標点が決まっている
(2)制限時間がある
(3)出題方法(出題分野)にある程度の一貫性がある
(4)ジャンルごとにまとまっていない
ということぐらいです。(1)(2)(3)は問題のレベルを見極める訓練になること、型を知ることができるという利点があるということを前章で述べました。しかし多くの方は(4)が勉強をする上で効率を下げると思っているのではないでしょうか。
ジャンルごとにまとまっていないというのは、例えば数3の問題の次に数1Aの問題を解くことになったりするということです。一方数学の問題集なら、ベクトルの章にはベクトルの問題しか載っていません。しかし、実は問題集のように似た解法を使う問題を連続して解くのは、科学的に効率が悪いということが知られています!
少し難しい話になりますが、人間は問題を解くときに、問題文中の解法のヒントから、持っている知識で似たようなパターンがあったかどうかを探し始めます。つまりパターンのストックが多く、かつ、問題文中のヒントとそれに対応する解法のスタックのつながりが強いほうが、問題を解ける可能性が高いということなのです。
問題集のように似たような解法が連続していると、解法が大体予測できる(例えばベクトルの分野だったら必ずベクトルを使う)ので、解法を予測できる問題文中にあるヒントと、その解放のスタックとのつながりが弱くなってしまいます。一方問過去問のようにランダムに異なる分野から出題される場合、解法の予測は問題文からしかできないので、問題文中にある解法のヒントと、解法のスタックとのつながりが強くなる傾向にあります。そのため、過去問で問題演習をしたほうが、科学的には効率が良いということになります。
先ほど述べた通り、過去問は最高の問題集でもあるので、解き始める時期は一般に問題演習が始まる時期がお勧めです。ここでは問題演習を始めるのに必要な知識の目安と、問題演習を初めておきたい時期、そして問題演習の目的についてお話ししたいと思います。
問題演習を始めるのにはもちろんある程度の知識が必要です。何も知識がない状態で演習しても、力にならないのは当たり前ですね。ではどのくらい知識があればいいのでしょうか。筆者は網羅系問題集完璧に覚えたぐらいの知識があればすぐにでも過去問演習を始めるべきだと思っています。
網羅系問題集というと、数学では「青チャート」など理系科目においては学校指定の問題集、英語では文法なら「Next Stage」などのもの、構文解釈では「構文解釈の技術」などが該当します。これを完璧に覚えたらすぐにでも過去問に移るべきです。
ただしここで重要なのが完璧にということです。完璧というのは例えば数学なら、なぜその解法を使うのか、別の解法ではダメな理由を説明できるぐらい、英語の文法では、なぜそのこたえになるのかを文法的に説明できるぐらいに、構文解釈では、その構文だと見分けたポイントが説明できるぐらいに徹底的に覚えるということです。
繰り返し言いますが、受験において重要なのは③レベルの問題を解けるようにすることです。③は基礎的な解法が組み合わさったものです。つまり、基礎‘(網羅系問題集の知識)が完璧であれば、あとは組み合わせさえ思いつけば必ず解けるようにできています。この組み合わせを思いつくために、その解法を選んだ基準が説明できるぐらいに、徹底的に基礎を覚えるべきです。
できればこの完璧に基礎を覚えた状態というのを理想は3年生の春には作っておきたいですが、最低でも3年生の夏休み後程度には作っておきたいです。なぜなら、秋を過ぎると、先ほど述べた通り、共通テスト、そして私大入試がある関係で、あまり過去問演習に時間を割くことができません。そのため、夏休みを利用し、基礎を固めて、夏休み後に過去問演習を始めていくのがギリギリのラインだと思います。
過去問を解く目的は先ほど述べましたが、問題演習としての目的はまた別にあります。それは解法を組み合わせる問題を解くことで、基礎知識として覚えた解法を用いる条件の確認と、問題文の書き方から解法を思いつくという、解法を使う基準の精度を高める訓練を行うことです。
網羅系問題集と違って、大学入試で実際に出される③レベルの問題は、複数の解法が一見考えられるものがほとんどです。網羅系問題集では問題文を見て一つの解法しか思いつかないように優しく問題文を書いてくれますが、実際の試験ではそのような優しさはありません。そのため問題文のわずかな情報から解法を推測していくことになります。
例えば「円周率が3.05より大きいことを証明しなさい」という問題が入試(2003年)に東京大学で出ましたが、この解法を推測するのは基礎が固まっていても難しいと思います。しかし、演習を繰り返していくと、「〜より大きいのを示せ」系の問題は微積分で比べるか、または図形比較で比べて示すぐらいしか解法がないことがわかってきます。
さらに、この問題文のように具体的な関数などが与えられていない問題のうち、8割は図形比較で示せばよく、もし図形で解けなければ、発想が難しすぎる④レベルの解かなくて良い問題だという基準ができてきます。実際に円の内部に正六角形をとり、外周を比べると示すことができます。
このように、網羅系問題集でえた解法と、解法を用いる基準を、多くの問題を解く中で、さらに高めていくというのが問題演習の重要な点となっています。
これまで様々な過去問の良いところを書いてきました。それを踏まえて、過去問を最大限に活用した勉強法を最後にご紹介させていただきたいと思います。この勉強法は下のステップに分けられています。
(1)網羅系問題集を完璧に理解する
(2)過去問を直近3年分ぐらい残して、新しいものから5年分ぐらい見る
(3)最近3年の過去問もサラッと見て、出題方法に変更がないかを調べ、自分の得意教科、不得意教科を考え、合格点より十点ぐらい高めな点数になるように、得点のプランを練る
(4)過去問をさらに解いていき最低15年分は解く。
(5)見た瞬間にその問題を解説できるようになるまで復習していく
(1)についてはこれまで十分に説明してきたので、これ以上は説明しません。繰り返しにはなりますが、完璧を目指すことを忘れないように気をつけてください。
(2)のポイントは、直近3年分の過去問を共通テスト後に解くために残しておくことです。筆者は全ての過去問を共通テスト前に解いてしまい、共通テスト後に解く問題が見当たらず、非常に困ったので気をつけてください。
また見るというのもポイントです。なぜかというと(3)での得点プランを考えられるようにするために、この(2)は、問題がどのくらい多いのか、問題の難易度、制限時間は短いのか、出題方法などあらゆる点に気づいて頂きたいからです。
また、この過去問を解き始めた時点では、まだ実力が十分出ないことが予想されるため、ほとんど解けないと思いますが、見るとは言っても、必ず問題は解いてみてください。この時、制限時間を超えても構いません。全然解けなくても落ち込んだりすることはせず、むしろ伸び代があるというふうにプラスに捉えていきましょう。とかなければ本当の問題の難易度を知ることはできません。
(3)について、いよいよ入試本番での戦略を考えていきます。まずは必ず最近の合格最低点(1部の大学では公表していないところもあるので、その時は、合格最低点の予想を代わりに使ってください)を調べてください。その点数に10点加えた点数を目標点数とします。
なぜ10点を加えるのかというと、当日は慣れない環境の中で試験を受けるため、本来の実力を発揮することはかなり難しいと思います。そのため、少し余裕を持った点数を目標とした方が賢明です。
合格最低点を調べた後は、教科ごとに、その大学の教科別難易度と、自分の得意、不得意を考えて、教科ごとの目標点を考えていきます。この時ポイントは、不得意だからといってあまりに低い点を目標点としないことです。
あまりに低い点を目標点とする科目があると、相対的に得意科目の目標点が高くなります。このような状態で、試験に臨んだときに、得意科目の教科が簡単すぎる、または難しすぎると得意教科で差をつけることができなくなり、落ちてしまう危険性が高いです。苦手科目は得意科目よりも、少ない時間である程度までは伸びやすいことも多々あるので、苦手教科を今よりも伸ばしていくような点数の戦略にする方が良いと思います。
また直近3年間の過去問も必ずサラッと見てください。まれに入試の出題方法が変わっている部分があるので、自分が解いた5年分と違いはないのか必ず確認してください。この時に直近3年分は見るだけで、解こうとしないでください。
(4)では過去問をとにかく解いていきます。最低でも15年分は解くようにしてください。できれば25年分以上を解けると理想的です。ここで重要なのが解説をしっかりと読み込むこと。間違えた問題だけでなく、合っていた問題も本当に考え方が正しかったのか、そして問題のレベルは④なのか、それとも③なのか考えてみてください。
解説を読むだけでなく、解説を読んだ直後に、解説に書かれていたことを思い出し、友達に説明をする気持ちで、頭の中で解説をしながら解き、本当に理解したかを確かめることもお勧めです。人は分かってないこともすぐに分かったと錯覚しやすい生き物です。そのため、本当に分かったのかを確認する作業は非常に大切です。
(5)では(4)と同じ方法で2周目、3周目と繰り返し解いていきます。2周目からは解きながら、問題のレベルを考えてください。なぜ1周目では考えないのかというと、演習が十分でないため、問題のレベルを本来より高く見積もってしまう可能性が高いからです。解いた問題の復習をする際には2周目以降は③のレベルの問題を重点的に復習することにしましょう。
このようにして、復習を繰り返していき、問題を見た瞬間に、答えとその答えが導かれる理由まで説明できるようになれば過去問をフル活用したと言えるでしょう。このような状態になれれば、ほぼ合格間違いなしと言えます。
もし過去問の全ての問題を見た瞬間に答えとその解法が浮かぶようになったが、まだ受験まで時間があるという方は、ここで初めて苦手な分野の市販の問題集を買い、受験のレベルに適したところだけを解いてみてください。
過去問は惜しむことなく、問題集として何度も、何度も繰り返し問いてみてください。過去問が完璧に解けるということは、受験本番の①、②、③レベルの問題であれば難なく解けることができると思います。
この記事が少しでも、皆さんの受験の手助けになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
なお、勉強の事で困ったことがあった際には、是非私たち家庭教師にもご相談ください!
現役東大生ライター S
家庭教師ファーストの登録家庭教師。東京大学・教養・理科一類在学。自身の受験経験を生かして、難関高受験から定期テスト対策まで指導できます。